内容は?と言うと
「吊り戸棚の床(下の部分)が垂れて来ているので見て欲しい」
と言うもの。
まずは見に行ってみました。
確かに垂れてます。
・・・でも、そんなに重い物を乗せている感じではないです。
メーカーの説明書を見ると全体で20?までOKと
書かれています。
今の状態はどう見ても20?なんてないです。
ちなみに、上の段も垂れています。
ここはホットプレートが置かれていて、
やや重たいですが、それでもメーカーのいう所の
耐荷重以下の重さだと思います。
そこでメーカーの担当者を呼んで見てもらいました。
「どう思います?」と聞くと、
「確かに20?あるとは思えません」との返答。
担当者と話していたら担当者の口から
「実はこれ社内で問題になっている所なんです」
と打ち明けられました。
そうだよね。
僕もこんな厚さの板で20?なんて無理があるよな・・・
なんて思っていました。
で、どうするか?という話なのですが、
仮に交換しても同じ物なら改善しません。
そこで、この板の上にもう1枚同じ板を乗せて固定したら
いいんじゃね?・・・と言う話になり同じ板を用意して
もらう事になりました。
(これについては無償工事です)
「板を用意したら取り付けに来ます」
と、担当者は言いましたが
「いやいや、これくらいならこっちでやるから、
板とビスだけ用意して!」
と話して、僕が補修します。
わざわざ来てもらうのも大変だからね。
その後、板が届いたので昨日補修に行きました。
まずは板に下穴を開けてビスを入り易くします。
今回使うビスはこんな形してます。
ビスを打った時に吊戸棚の下までビスが貫通しない様に、
短めの物を使います。
白い丸い物がありますが、これはビスのキャップです。
キャップを付けたらこんな感じ。
ビスの頭が見えて見苦しくない様に
キャップをして見栄え良くします。
例え見えなくなる所でも極力美しく仕上げます。
吊戸棚の戸を外して板を入れてビスで固定します。
下穴を開けているのでスムーズに入って行きます。
こういうちょっとした下準備で作業が楽になります。
何事も下準備って大事です。
・・・いつも行き当たりばったりのお前が言うか?
こんな感じで完成。
ビスにキャップをしているので綺麗に仕上がっています。
・・・ただ、これ綺麗は綺麗なんだけど、
要れるものによっては、このキャップが邪魔になる事も
あるので良し悪しなんだよね。
ま、もしそうなったら、見栄えは悪くても
キャップを外して、ビスをもうちょっと深く打って
床面をフラットにします。
これはいつでも出来るので、
取り敢えずは見栄え重視で行きます。
今回、大失敗をしてしまいました。
吊戸棚の扉を外した時に手元が滑って、
扉を床に落としてしまったんです。
床には養生がしてあったのですが、運悪く養生の無い所へ
落ちてしまいました。
あ〜あ・・・最悪。
これからはもっと厳重に養生しよう。
お客さんに説明してお詫びします。
この傷は専門の補修屋さんを手配して
全く分からない様に補修します。
折角なので他にお客さんがウッカリ傷傷つけた箇所も
一緒に補修します。
お客さんに深くお詫びすると、
大笑いして許してくれました。
ちなみに下の写真は完全にヤラセ写真なのですが、
お客さんは笑って写っていて、
「ここは怒った顔しないとダメですかね?」
なんて言ってます。
こんな事があってはならない事なのですが、
普段からお客さんとコミュニケーションを取って仕事していると、
何かミスをしても笑って許してもらえる事が多いです。
モチロン、僕が傷つけた時よりも綺麗にして
お返しします。
(お互い笑ってちゃってます)
決して甘えるつもりはありませんが、
人がやる事なので失敗する事だってあります。
問題はその後にどうするか?だと思います。
誠心誠意尽くして事に当たれば、
相手にはこちらの思いは通じると僕は思います。
そこで、相手の落ち度を責めてマウントを取りつつ
何か条件を出して来る人も見えますが
(例えば、お詫びに慰謝料払え!みたいな事ね)
そんな人だったらその場で完璧にケアして
その後は二度と対応しないだけです。
今回は何とかその場は収まりましたが、
でも、僕の気持ちは重いです。
もうちょっと注意すれば・・・
お客さんは笑って許してくれても自分が許せない気持ち。
一緒に居た営業事務の野木森さんは
温かい目で見てくれていたのがちょっとの救いでした。
今後はもっと気を付けよう。
同じ失敗は二度としない様にしよう。
・・・先週も同じ事持ったっけ?
]]>
お客さんの家の灯油式の給湯器が今にも壊れそう・・・
みたいな事を書きましたが、
いろいろと検討した結果、今度はガス式の給湯器に
交換する事となりました。
新しい給湯器を頼んで、それが来るまでの間に今の
給湯器が壊れないか?ヒヤヒヤものでしたが
何とか持ってくれました。
交換は先週の週末にやったのですが、
この日は朝から雨!・・・最悪。
普通なら「今日は中止しよう!」という所ですが、
給湯器がいつ止まってもおかしくない状況なので
雨天決行です。
職人さんはカッパを着て作業しますが、
給湯器の接続口などは雨に濡らしたくないので
シートで屋根を作って作業します。
古い給湯器を外して新しい物を付けます。
今までと比べるとかなり小さい。
少しでも職人さんの作業を助ける為に、
僕はリモコンの交換をします。
お風呂のリモコンはビスと防水性のある両面テープで
付いていますが、この両面テープがなかなかしつこいんだよね。
下手な事すると壁を傷付けてしまうので
慎重に作業します。
バッチリ取り付け完了!
時間をかけてテープを完璧に取ったので、
壁にピッタリ付いています。
典型的なA型なんで・・・。
家の戸を開けたら・・・何だかすごく重い!
僕の経験では戸車がそろそろ劣化している感じでしたが、
それにしても重いぞ。
ちょっと心当たりがあったので戸を外して見てみる事にしました。
思った通り!戸車の車の軸にゴミが巻き付いて
車が回りにくくなっていたんです。
これよくあります。
これをどうやって直すか?と言うと方法は簡単で
爪楊枝などで根気よくはぎ取るしかないんです。
解体できれば楽なんだけど、ちょっと無理なんだよね。
悪戦苦闘の結果がこれ。
こんな小さな戸車にこんなにゴミが詰まっていました。
これじゃあ戸車が回る訳ないよね。
髪の毛やペットを飼っている家庭だと動物の毛なんかが
からまります。
この家はネコちゃんが3匹も居るので、
普通の家庭よりも絡まり率が高いです。
戸車を掃除したら、すごーく戸が軽くなりました。
本来は給湯器の交換なんだけど、
僕はその時に気付く事があって、
それが自分だけで何とかなる事であれば、
その場で直す様にしています。
費用は基本は頂かない事にしています。
(何か部品を買ったりしなければ)
仕事を頂いたお礼みたいな気持ち。
戸車を直してたら給湯器の交換が終わってました。
先程も言いましたが、今までのやつは灯油式でしたが、
すぐ下にガス管が来ていたので、交換するのが楽でした。
将来の事を考えてガス屋さんがガス管を設置してくれていたと思いますが、
こんな機転の利く職人さんと一緒に仕事したいもんです。
給湯器の寿命は基本10年と言われていますが、
この給湯器はどれくらい持ってくれるかなあ?
これから宜しくね!
今回は給湯器が完全にダメになる手前で
交換出来たので、お客さんに不自由を掛けなくて良かったです。
給湯器の故障ってだいたい何の兆候も無く突然来ることが多いです。
そこで慌てて給湯器を手配しても1週間くらい掛かってしまいます。
給湯器が壊れそうになったらお知らせしてくれる機能って
ないかなあ?
「〇月〇日の午後3時45分頃、給湯器が停止します」
みたいに。
それはそれで、真綿で首を絞められてるみたいで嫌か・・・。
]]>
連絡がありました。
連絡をもらった時はてっきり耐震診断の内容についての
何らかの質問だろうと思って話を聞いていたら、
「診断をした建物を解体したいので相談に乗ってくれないか?」
と言う話でした。
まさかそういう話が来るとはね。
ちなみに、市の無料耐震診断を受けた建物を解体する時は
申請すれば20万円の補助金が貰えます。
たまーに、その情報を知っていて解体予定の建物の無料耐震診断を
受ける人が居ますが特に問題無いです。
正直言うと無料耐震診断をする家で良い結果が出る事は
まずありません。
地震が来て倒壊して、それを片づける事を思えば、
先に補助金を出してサッサと解体してもらった方がいい!
と言う考え方ではないか?と僕は推理してます。
・・・真相は分かりませんが。
でも補助金は申請したら必ず貰える訳ではありません。
条件があるのでそれに当てはまった人だけね。
会社から近い距離だったので取り合えず見に行ってみました。
以前に耐震診断をしたのはこんな建物。
オレンジで囲ったやつ。
建物の中は今は倉庫として使っています。
部屋の雰囲気や置いてある物を見ると
昭和でストップした感じです。
写真の右上の方に昔の小判のコレクション?が
飾ってありますが、これなんてかなり古い。
小学生の時に友達の家に置いてあったやつだ。
なんか懐かしい。
見てみると、解体は一筋縄で行かない感じです。
前もって解体の為の下準備が必要です。
そこで、関係する業者さんを呼んで後日もう1度見に行きました。
解体するに当たって問題になる部分は電気と水道。
まずは電気。
電柱から建物に引き込まれている電線部分・・・
これを受電点と言いますが、これが解体する建物にあります。
お客さんが電気屋さんに説明してくれています。
これ単純に受電点を変えればいいだけじゃん!
と、思われるかもしれませんが・・・それも大変なんだけど、
受電点は法律で決まりがあって、それに適合させなければダメなんです。
それと電力会社への申請も必要。
・・・結構大変。
そして水道。
建物の中には水道はないのですが、すぐ際に水栓柱が
出ています。
このままだと解体の時に水道管を傷つけて
辺り一面が湖になります。
これを撤去するなら話は早いのですが、
これは解体後も使いたいと言う希望なので、
取り合えず外して後から取り付け出来る様にします。
解体業者さんは電気と水道を処理すればあとは壊すだけ!
・・・と、思っていたらお客さんから
「実は今は使ってない古い浄化槽があるので掘り起こして処分して欲しい」
と頼まれました。
ただ単に掘り起こすだけなら重機が来るので簡単ですが、
この浄化槽が埋まっている位置がお隣の敷地のスレスレ。
注意しないとお隣のフェンスを壊しそうです。
スリリングな解体作業になりそう・・・。
「ちょっと大変そうだけど大丈夫ですか?」
と聞かれて
「全く問題ありません。共栄建設の職人さん達は
百戦錬磨の大ベテランですから大船に乗ったつもりで
いて下さい」
と言ったらお客さんは安心した顔をしていました。
・・・ま、横で話を聞いていた職人さん達の目が
ちょっと引きつってた感じだったけど。
まずは助成金の申請ですが、
今年度の助成金の申請は終わっているので、
新年度からの作業となります。
お客さんに「大船に乗ったつもりで・・・」
と、言った手前しっかり舵取りをしたいと思います。
迷走しつつ最後は難破しない様に頑張って仕事します。
難破はしなくても沈没したりして・・・。
]]>
所属している事を書いていますが、現在3つの団体?
に入っています。
1つは建築士会もう1つは宅建協会、
そして最後は「八橋発展会(やつはしはってんかい)」というやつ。
これは俗に言う商店会の事。
よく「知立駅前商店会」(実在しません)みたいな感じで、
ある地域のお店が集まって出来ているグループと同じ感じ。
共栄建設は建築会社だけど商店なのか?
と言う疑問もありますが、会長の代から続いていて、
会長が亡くなった後も僕が引き継いでいるんです。
その八橋発展会の総会が先週末に行われました。
そろそろそう言う時期だなあ・・・。
別に文句ではありませんが総会って新年度が始まった早々に
行われる事がほとんどで、しかも週末(土曜日)の、しかも夜に
行われるなんて珍しいと思います。
何考えてんだか全く分からん。
・・・くどい様ですが文句ではない。
午後6時から始まるのですが、
僕は5時40分くらいまで仕事してたので、
作業着のまま直行!
普通は総会ってスーツだけど現場だったので
着替えてる暇無かった。
八橋発展会は増数19人の小さな会です。
土曜日の夜と言う事もあってか?参加は9人。
約半分でした。
席を見るともっとありますが、これは来賓の人が見えるから。
小さな会なので総会は「あ!」と言う間に終わります。
普段から話し合いを良くしているので(お互い近所だからね)
質疑なんて全く無い。
サッサと総会を終わらせて、懇親会に入ります。
僕は相変わらずノンアルコール・・・車だったからね。
この日はウーロン茶でしたが、ビンのタイプって
普段見ないので新鮮でした。
普段から仲良くやっている会なので、
今回は新しく商売を始めた方が新期の会員になってくれて、
盛り上がりました。
この方、実は共栄建設で20年ほど前に
家を建てて頂いたお客さんでした。
以前は会社員だったのですが、定年して第二の人生を
始められました。
最近の65歳とかって普通に動けますからね。
家出じ〜としてるなんて勿体ないと思います。
「お久しぶり〜」と声を掛けられて、
お互い盛り上がりました。
・・・会としては僕は先輩に当たりますが、
でもお客さんでもあるのでちょっとやり難い所もあるんだよね。
実は去年の総会もブログに書いていて、
その時に来賓で来て見えた知立市長に物言いをしたら、
「じゃあ後日、市役所でお話聞きます」と言われて、
市役所に出向いた事があったのですが、
(1月31日のブログ「もっと緊張しました」)
あれから市長と何度も会っていて、
今じゃあすっかり顔知られてしまいました。
「生田さん!ご苦労様、次年度も宜しくお願いしますね!」
と、言われたのですが、何をお願いされたのか?よく分からんかった。
知立市長・・・なんか軽くていいな〜。
ま、やれる事は頑張ってやるつもりではいる。
(ついピースサイン出すのは年代だな)
八橋発展会は宴会が始まると、誰かが止めないと
朝まで続くので(実話)会で唯一冷静を保っているIさんが
「宴(円)も150円になりましたが・・・」
と、冷静さが欠けた1面を見せながら1本締め!
うまい事言うな。
普通はっこで解散!となりますが、
そうならないのが八橋発展会!
おじさん連中がグダグダと続きをやります。
ちなみに、この会場も八橋発展会の会員の方のお店なので
気兼ねありません。
普通は「面倒臭いジジイ!」という所ですが、
この会はここから割と建設的な話になるので(ここ不思議)
僕も参加してグダグダします。
家に帰るといい時間。
次の日の仕事に影響が出そう・・・。
今日僕がさえない顔してるのはこのせい。
]]>
上棟をした事を書きましたが、その工事が進んでいます。
今の状況はこんな感じ。
外部はシートで囲われていてどこまで出来ているのか?
が分かりませんね。
外部は防水シートが貼られていて、
これから外壁を貼っていく所です。
建物の中はこんな感じ。
まだ全然ですね。
柱や梁などの建物の構造部分は出来ていて、
各部屋の間仕切りの壁の下地が出来た所です。
これから建物の内装に入って行きます。
この日は大工さんが床のフロアを貼り始めていました。
部屋の内装工事はまず床を作って、それから天井、
しして最後に壁を作って行きます。
この現場の監督は松田君。
意外と?細かい松田君は常に図面を見ながら
細かい修正をしつつ現場を管理しています。
「松田君!ここのドアからドアまでドア枠の間隔ってどれくらい?」
なんて聞くと
「15?4?ちょっとくらいです」なんて返って来ます。
4?ちょっとって・・・どんな細かさだよ!
昨日はお客さんと現場で打ち合わせをしました。
いくら事前に仕様について打ち合わせをしていても、
いざ建物が建って行くと「設計変更」とか「仕様変更」とかが
起こります。
※仕様と言うのは、建物の材料(クロスとかフロアとか)や
設備などの事。
お客さんは素人なので図面を見ただけで建物を把握なんて出来ません。
建物が建って実物を見て行くと
「ここに棚って出来ませんか?」とか
「コンセントの位置を変えたい!」なんて事が当たり前の如く起こります。
そんな時は現場で細かい打ち合わせを行います。
大手とかだと一度決めたら変更は難しいですが、
共栄建設は工事の途中でもやれるなら平気で変更します。
一生に一回出来るかどうか?の家作りなので、
極力お客さんの希望を叶えます。
営業事務の野木森さんが細かく打ち合わせしてくれています。
・・・最近、僕は蚊帳の外が多いです。
ま、上がシッカリしてると下が育たないので
これも教育課程です。
・・・いや、上がダメだから下が育つのか・・・。
やる事がないので納まりのチェックをして回ります。
信頼している職人さん達なのでチェックの必要なんて
無いのですが、それでも人間のやる事なのでたまには
間違いもあります。
何度でも見て回ってお互いの間違いを皆で補い合います。
これ、とっても大事な作業だと僕は思ってます。
皆が気遣いをしてないと出来ない作業。
現場での打ち合わせが終わったら会社に戻って
変更箇所の再確認と変更箇所の作業の方針の打合せをします。
ここでも野木森さんが率先してやってくれているので、
僕は見てるだけ。
たま〜に構造的な事や納まり的な事があると
聞かれるので、その為に居る様なもんです。
最近は営業事務の野木森さんが細かい打ち合わせまで
やってくれていて、僕は野木森さんから
「社長!早く図面書いて下さい!」とか
「カーテンレール付けに行って下さい」とか言われて
野木森のしもべとして働いています。
そのうち気づいたら野木森さんが社長になっていて
「あんた使えないから今月一杯で来なくていい!」
なんて言われるかもしれんな。
家族を路頭に迷わせない為に、
今、この瞬間から心を入れ替えて仕事しよう!
もう遅い?
]]>
「いろいろと設備が増えて来たんだけど、
今のままで電気回路は大丈夫ですか?」
こんな相談。
以前の工事で電気の配線はバッチリです。
下の写真が工事後の写真ですが、
工事前は古いブレーカーがむき出しで付いていて、
しかも電線も細い物でした。
工事をした電気屋さんに確認すると、
「う〜ん、宅内の配線は問題無いけど
引き込み線が危ないかも?」
と、言われました。
そこで見に行ってもらったのですが、
「やっぱりこれじゃあ無理!」
と言う結論になって引き込み線を交換する事になりました。
引き込み線と言うのは電柱から建物に引き込んでいる電線の事。
この引き込み線の事を「架線(かせん)」と言います。
今回使う電線はこんな物。
細い電線を7本束ねて太い電線にしてあります。
この電線の事をDV線と呼びます。
ドロップワイヤ・ビニルの略ね。
オレンジ色の〇で囲ってあるのが今までの電線で、
緑色の電線が新しく引いた物。
線の太さが全然違います。
この線が太いほど高い電圧を通す事が出来ます。
細い線に大きな電力を通すと電線がショートして
火災の原因になるのでとても危険です。
引き込み線は2階に受電点・・・つまり上の写真の部分・・
があって、そのすぐ横には窓があるので、
建物の外と中から作業をする事にして2階に上がる事になりました。
2階への階段はこんな感じ。
いかにも工場って雰囲気。
階段を上がった所に!!!!!
なんか居る!
誰?これ?
これみた瞬間、本当にビックリしました。
心臓が止まるかと思ったよ。
よく見たら骨格標本だった。
・・・本物だったら今頃新聞沙汰。
骨格の大きさから女性っぽい感じです。
この工場ではこんなの作ってるの?と聞いたら
「ん〜ん、これコストコで買ったの」
と返って来ました。
コストコ・・・こんなの売ってるんだ。
取り合えずツーショット!
正に骨格美人。
何やってんだ。
建物の外から窓を開けているとチラ見出来ます。
これ知らない人が見たらどう思うんだ?
夜見たら恐怖以外の何者でもないな。
骨格ちゃんの横でやや緊張しつつ仕事する電気屋さん。
なんかシュールだ。
「落ちない様に気を付けてね。
もしも落ちそうになったら多分この子が引っ張ってくれると思うよ」
と冗談を言ったら
「そんな事言わないで下さい。
社長ちょっとここに居て下さい」
と言われました。
図体の割に情けない奴。
嫌がる電気屋を放置して外から作業を見守ります。
「おーい、今横でちょっと動かなかったか?」
と言ったら泣きそうでした。
・・・ちょっと悪い事したな。
ほぼ1日掛けて架線工事は終わりました。
これで大きな電力を必要とする機械を動かしても大丈夫です。
この工場は50年くらいが経過していて、
今の会社が中古で購入したんです。
50年前の設備だと今の電線でも問題無かったけど、
今の会社だと電力不足でした。
今回は電気屋さん2人と僕と、臨時作業員の骨格ちゃんの
合計4人で作業したので予定よりも早く終わりました。
これから正規の職員として骨格ちゃんには
来てもらい・・・いやいや冗談ね。
会社に出勤して来たら「あら社長、今日から宜しくお願いします」
と言って来たら・・・本当に心臓止まる。
]]>
昨日のブログは先週の日曜日の話。
・・・で、次の日、つまり今週の月曜日に
また別のお客さんをショールームに案内しました。
2日連続でお客さんをショールームに案内したのは
多分初めてじゃあないかな?
今回もショールームを2軒回ります。
1軒目は前回のお客さんを案内した所と同じ所。
担当者さんに挨拶すると
「2日連続でお見えになる人ってなかなか見えないです」
と言われました。
僕だって2日連続で同じショールームは初めてだよ。
昨日と同じ様に説明が始まるのですが、
この奥さんは「料理が趣味!」の方なので、
キッチンの拘り様が半端ないです。
こういう方って値段より機能を優先する事が多いので、
見ているこっちが「本当にいいのか?」と思う様な
豪華な仕様になって行きます。
有難いといえば有難いのですが、
なんかドキドキします。
そうなって来ると「色」を決めるのも大変!・・・
なのですが、今回は「取り合えず金額を知りたい」と言う呈で
出掛けたので、色についてはシリーズだけ決めて、
取り合えず見積もりです。
どんな金額が出るのか?・・・ちょっと怖い。
1軒目を終えて2件目に向かいます。
昨日のブログのお客さんも2件のショールームに行きましたが、
昨日はお互いのショールームが近い位置だったので、
移動が楽でした。
・・・が、今回は違います。
1軒目は岡崎市。
2件目は名古屋市!
高速道路を使っても1時間掛かります。
2件目のショールームはどちらかと言うと
ユニットバス目当て。
先のショールームでのキッチンへの拘りが半端なかったので、
ユニットバスも拘るのかなあ?
と、覚悟していたらユニットバスについては
「入れればいい!」なんて言われて拍子抜けしました。
ここのショールームは決まった仕様でミニチュア模型を
見せてくれます。
最近はその場で大画面でプレゼンしてくれる所もありますが、
ミニチュア模型も意外と分かり易いです。
今回ちょっとした発見がありました。
模型に接近して写真を撮ると・・・
意外とリアルな画になります。
これ知らない人が見たら実物の写真を撮ったと
勘違いされそうな感じです。
下手なプレゼンより説得力あるかも?
先程「お目当てはユニットバス」なんて書きましたが、
キッチンの説明に入ると、やっぱり拘りが出て来ます。
お風呂の3倍くらいの時間を掛けてキッチンの説明聞いてました。
・・・色決めしなくて本当に良かったかもしれん。
朝9時過ぎに会社を出発して返って来たら
18時を過ぎていました。
ただでさえ気を使うショールームの案内。
・・・それを2日連続でしかもそれぞれ2軒。
この2日間は身も心も疲れ果てました。
個人的な見解ですが、
お客さんをショールームに案内するのは、
「1日に1軒のショールームに留めるべき!」と思います。
これは僕が疲れるからではなくて、
1日に2軒回ると、お客さんの中で整理が出来なくなる可能性が高いからです。
現に2組の案内をして
「どっちが何だったかゴッチャになって来た」
なんて話をされていました。
今回の2組のお客さんは時間的な都合で、
やむなく1日に2件を回りましたが、
通常は1日に1軒で行きたいですね。
お客さんだけでなく、僕も何が何だか?
よく分からなくなって来ました。
あれ?今日は何年の何月何日だ?
ここは何処で?私は誰だ?
何もかも分からなくなった!
お前の場合は痴呆症じゃね?
]]>
僕はお客さんがショールームに行く時は必ず同行します。
これには訳があって、実はショールームの担当者が
とても綺麗な方なので会いたい!・・・
と言うのは冗談で、お客さんだけだと
1.何か聞かれた時に答えられない可能性が高い事。
2.どんな話が為されたのか?も、僕が把握したい為。
3.メーカーに、お客さんがいい様にされない為。
4.お客さんが暴走しない様に止める為。
だいたいこんな感じ。
4.は、ショールームに行くとお客さん・・・特に奥さんは
舞い上がってしまってアレコレ付けたい!
と言い出す事が多いんです。
そこで僕が本当に必要なのか?を問いただすんです。
旦那さんが言うと喧嘩になる可能性があるので、
ここは僕の出番。
このご夫妻には2歳になる男の子が見えます。
子供が居るとなかなかゆっくり説明を聞けない事が多いので、
僕が子供と遊んでいます。
どんな子供でもなついてくれるのは
精神年齢が近いからなのかもしれん。
奥さんは心いくまで見学できます。
これも僕がショールームに同行する理由の1つか。
担当者から説明を聞く奥さんの目はキラキラしてました。
家作りの時の楽しい瞬間。
ショールームの小物にこんな物がありました。
これは洋ナシかな?
最近の食品サンプルって本当に精巧に出来ていますね。
手に取ると「あ、これプラスティックだ!」
とは分かりますが、見た目は接近して見ても本物ソックリです。
小さな子供に渡すと思わずかじりそうで怖いな。
食品サンプルに目をやった隙にオーブントースターの中に
車のオモチャを入れられていました。
油断も隙もありゃしない。
帰る時に「車が無い!」と騒ぎ立てて、
この車を探すの大変だったよ。
今回は気になるキッチンが2社あったので、
2件のショールームを回りました。
1軒目と2件目が近い位置関係にあったので
移動が楽で助かりました。
ここでも僕はベビーシッター。
奥さんにゆったりと見学してもらいます。
お子さんを気にかけていると、見落としや
説明の聞き落としがあって、「こんなつもりじゃあ・・・」
なんて事になる可能性があるので、
何にも邪魔されずに担当者とマンツーマンで
見て回る事はとっても大切な事だと思います。
「ねえねえ、この色どう思う?」
と、奥さんが旦那さんに聞く頃には
旦那さんは事切れていました。
ショールームを見学するのって結構な体力を使います。
女性は楽しみの1つなので終始テンション高いですが、
水回りにあまり興味が無い旦那さんだと人によっては
苦痛みたい・・・。
いやいや、ここで事切れたら
家に帰って奥さんに大目玉食らいますよ!
現に奥さんの目がちょっと怖い目してましたよ。
旦那さんを起こして強制参加してもらいました。
1日に2件のショールームを回るのって、
お客さんもですが僕も結構辛いです。
何が辛いのか?
それは体力的、精神的に辛いです。
お客さんと同行する事はやっぱり気を使います。
それと意外と歩き回ったり、話した内容をメモしたり、
その場でふいに出た提案が建物に織り込めるか?を、
その場で出す判断に迫られたり・・・
と、予期せぬ出来事も来たりします。
この積み重ねが辛い。
お客さんは期待一杯なので、期待を裏切らない様に
その場で無い知恵絞り出します。
目に見えないプレッシャーに体が溶けて
気体になりそう・・・期待だけに?
気体になったら全てから解放されて、
フワフワと天高く舞い上がって気持ちいいんだろうなー。
それ昇天してね?
]]>
外部から見たらこんな感じ。
足場が架かっているのでまだ工事中の様に見えますが、
外部は完全に完成しています。
今週中には足場が取り払われる予定です。
建物の中はこんな感じ。
大工さんの仕事は終わっていて、これからクロス工事が
始ります。
クロスが貼れたらトイレや洗面台などの住宅設備機器や、
照明やカーテンレールなどの内装設備を付けたら完成です。
クロスを貼る前に細かい納まり部分をチェックして
回ります。
やっている事は姑みたいですが、クロスを貼ってしまうと
見えなくなるので姑以上に細かく見て回ります。
今回は特に問題無し!
・・・と言うか、「今回も・・・」かな。
いつも職人さん達はシッカリ施工してくれるので、
これまでに文句を言った事は1度か2度しかありません。
1度や2度はあったんだ・・・と言われそうですが、
この15年くらいの間に1度か2度です。
確率で言うとほぼ無いです。
今は100%無し!を目指しています。
下の写真は2階の南面の部屋ですが、
写真だとちょっと分かりにくいですが、
窓の方の天井が途中で折れているのが分かりますか?
これはデザインを考えてワザと折った・・・訳では無く、
建築基準法の「斜線規制(しゃせんきせい)」と言うのに
引っ掛かってしまったので、こうしたんです。
どういう事なのか?と言うと・・・
家を建てる時には斜線規制と言う法律があります。
規制には「隣地斜線」「道路斜線」「北側斜線」などの規制があります。
細かく書いて行くとながくなるので詳細は割愛しますが、
今回は「道路斜線」というのに引っかかったんです。
下の写真でオレンジ色のラインがありますが、
これが道路斜線。
建物の前の道路の建物の反対側の端っこから、
ある一定の線を伸ばして、その線より上に建物が
出てはダメなんです。
考えれば分かりますが、道路斜線は前面の道路の道幅が
大きければ大きいほど建物に干渉しなくなります。
今回の敷地の前面道路は広くないので、
道路斜線もおのずと厳しくなります。
この斜線をクリアーする為に道路側の部屋の天井の一部を
低くした為に天井が途中で折れ曲がった仕上げになったんです。
ま、結果はそうであれ、これはこれでまあまあカッコいいのでは?
と、思ってます。
怪我の功名ってやつか?
先程、外部は完成!・・・なんて言いましたが、
玄関のドアだけはまだでした。
玄関度は付いていますが、じつはこれは工事用の
玄関ドアなんです。
ほらね、工事期間専用ドアって書いてあるでしょ。
会社によっては玄関ドアを付けてしまって、
ダンボールなどで保護している所もありますが、
硬い材料を当ててしまうとダンボールだと貫通して
傷つけてしまう可能性があるので、共栄建設では
工事用のドアを手配しています。
新築の住宅って手作りです。
大工さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さんなどなど
多くの職人さんが出入りします。
そうなると、いくら注意していても「あ!・・・」
なんて事は起こります。
完全に防ぐ事は出来ませんが、可能な限り養生をして
お客さんに引き渡す時はピカピカにして渡したいです。
僕はブログの写真の中でいつも小汚い作業着で居ますが、
引き渡す建物と心の中はピカピカです。
え?「心が綺麗じゃない?」
いやいや、綺麗なのは職人さんの心の事ね。
僕じゃあないよ。
僕の心は真っ黒!
・・・ペンキ屋さんに白く塗ってもらうか?
多分すぐ黒くなる。
]]>メールチェックです。
僕は朝1番と夜家に帰る前に必ずメールをチェックするので、
朝1番のメールは前日の夜から今朝にかけての来たメールに
なります。
朝1番のメールは怪しいメールが多くて、
仕事関係のメールとの振り分け確認が面倒です。
迷惑メールボックスを設けているのですが、
怪しいやつはどんどんアドレスを変えて送ってくるので
結局振り分け確認しないとダメなんだよね。
つい最近、会社の僕のパソコンに1通のメールが来ました。
メールを送って来たのは「財務省」
「え!財務省?・・・もしかしてバレた?」
と、一瞬思ったのですが、文面を見たら全く違う内容でした。
なんでも税金を支払ってない事に対する催促のメールでした。
文面はこんな感じ。
一発で詐欺だと分かる文面。
「あなたはまだ50万円の税金を支払っていませんが、
税金を支払っていません」
なんか日本語おかしくね?
二重否定になっている・・・って事は強い肯定で
実は「ちゃんと支払ってる!」って事?
多分、大国あたりの日本語が怪しい奴が書いたんだろうな。
しかも、もっと笑ったのが振込先。
三菱東京UFJ銀行の株式会社トレダ!(笑)
朝から笑わせてくれました。
M1のネタをここで披露しているのか?
そもそも財務省が直接会社に督促を出す!・・・
なんて事は絶対にありません。
それと、振り込みは「振り込み通知書」以外での振り込みは
絶対に行われません。
ちなみに、通知書には振込先は書かれていません。
これは直接、国庫に入るからです。
人を騙すにしても詰めが甘すぎ!
このトレダってどんな会社だ?と思って調べてみたら、
一応法人登録されていて、ここ2〜3年のうちに
住所をコロコロ変えてました。
メッチャ怪しい。
多分ですが、このメールを受けっとた人が通報して、
その度に住所を変えているのでは?と思います。
会社には1週間に2〜3通のこんなメールが届きます。
これ以外にも、アマゾンとか、〇〇銀行とか、〇〇カードとかから
よくメールが来ます。
アマゾンなんてやってないし、〇〇銀行なんて知らん、
〇〇カードも持った事ないぞ。
そもそも何でお前が俺のメールアドレス知ってるんだ?
漏洩しかないじゃん。
・・・でも、これに引っかかってしまう人が居るんだよね。
皆さんも気を付けて下さいね。
自分のメールアドレスを知るはずもない所からのメールは
漏洩100%だと思って行動して下さいね。
それにしても・・・財務省にバレてなくて良かった・・・。
なにが?
]]>
何だか小さな建物だなあ・・・と思った方も見えると思いますが、
この建物はワンルームの借家なんです。
この建物には以前にケーブルテレビが来ていたので、
その配線を利用すれば簡単に繋がる!
・・・と、思っていたら、ケーブルがちょっと前のタイプで
今は光ケーブルを使っているのでやり直しみたい。
外部から建物内にケーブルを通して何やら怪しい?
機械につなげて作業していました。
光ケーブルって直径が2ミリくらいしかありません。
こんなので大量のデーターが遅れるなんて、
世の中進歩してる。
僕は立ち合いをお願いされたのですが、
特にやる事もなくただ見ているだけです。
ただボーっと見ているだけって、なんか退屈。
建物内のケーブル配線が終わったら、
電柱にある本線と接続します。
本線から分かれたケーブルが建物の外壁の所に
来ていたのですが、これは事前に工事の人が来て
やっておいてくれていました。
全てのケーブルが繋がったらホームターミナルと呼ばれる
機械にケーブルを繋げます。
このホームターミナルにパソコンやテレビを
繋げます。
今回はWi-Fiも接続してスマホもネットが使えるようにします。
家中どこでもインターネット!
・・・ワンルームで「家中どこでも」か・・・
全ての機器を接続したら初期設定をします。
いろいろな計器やパソコンを使うのですが、
おもちゃ箱ひっくり返したみたいになってます。
上の写真にテレビが写っていますが、
最初に工事の人が来た時に「テレビが無いと設定できない!」
と言われて、急遽会社から事務の高村さんに
持って来てもらったんです。
だったら最初っからそう言えよ!
借家とか新築住宅だったりすると入居の前に
ケーブルの配線をするので、普通はテレビなんて置いてないのが
当たり前です。
「テレビが無いと設定できません」
と、ちょっと上から目線で物を言われたので、
何だか気分が悪かったです。
共栄建設の新築物件でそんな口聞いたら
「そんな事はあらかじめ予想してテレビを持って来い!」
と切れる所です。
高村さんのお陰で事なきを得て
無事に接続&初期設定が完了しました。
所で、仕事柄ケーブルを建物に引き込む工事の手配をする事が
多いのですが、工事を依頼してから工事に入るまでに
だいたい2〜3か月掛かります。
「何でそんなに時間が掛かるんだ?」
これ以前からずーっと疑問だったんです。
そこで聞いてみたら返って来た答えは
「人手不足」でした。
ケーブル工事は1人1日に2軒しか出来ないそうです。
(今回の工事も午前中掛かった)
土日と祝祭日は工事はやらないそうなので、
1か月にだいたい40軒が限界です。
工事をする職人さんが何人見えるのか?は
分かりませんが、平均1日に20軒くらいの工事を
行うそうなので、最低でも10人は要ります。
でも実際にはその半分も人は居ない感じです。
それなら2〜3か月掛かるよね。
今はどこに行っても人手不足です。
そういう共栄建設も慢性の人手不足!
だいたい、「トイレが詰まった!」とか
「鳥が巣を作った!」なんてのは
社長の仕事なのか?と、いつも思います。
現場監督なんて5年前から募集してるけど
声すら掛かりません。
誰か共栄建設で現場監督やってくれる方は見えませんか?
低賃金、重労働、社訓は「限界に挑戦」です。
・・・そのうち捕まるな。
誰も来る訳ないじゃん!
]]>
いつも一生懸命頑張ってくれているので、
「何かしてあげたい!」と思って、
いろいろ考えて思い切って賞与を出す事にしたんです。
賞与は「百万円」です!
現ナマで渡しました。
こんな感じ。
・・・驚いた?
写真だとスケール感が分かりませんが、
これかなり大きいんです。
ちなみに100万円だけど100円。
共栄建設では社長の言う事は絶対です。
社長が「カラスは白い!」と言ったらその瞬間から
カラスは白!なんです・・・ホントか?
あらかじめ女性スタッフには
「特別賞与を百万円出す!」
と言ってこれを渡したので、
全員が百万円もらった気になってる。
普通なら「これで美味いもんでも食ってくれ!」
と、言う所ですが、今回は
「これ食べて・・・美味いから」
と言う感じです。
(なんかな・・・)
僕の気持ちとしては百万円では気が納まらなかったので、
大奮発して金の延べ棒もオマケに付けました。
超大手の商社でもここまで出ないだろう。
・・・と言うか、こんなバカやらない。
金色に光り輝く延べ棒はとっても美味しそうです。
それもそのはず、中身はチョコレートなんだから。
ふと我に返った経理の高村さんは、
現実とのギャップに精神が崩壊して、
百万円をやけ食いしてました。
どう?これ結構美味しいでしょう?
(目がちょっと怖いかも)
賞与?を渡してキャーキャーはしゃぐ女性陣を見てたら
何だか非常に申し訳ない気持ちになって来た・・・。
不甲斐ない社長でごめんね。
そのうち本当にボーナス100何円出せる様に
身を粉にして頑張ります。
身を粉にし続けて、そのうち無くなっても
出してあげられないかもしれんが・・・。
]]>
「給湯器が壊れた様です。
取り合えず最大温度に設定して風呂には入れそうですが・・・」
みたいな内容。
取り合えずお湯は出る・・・って事は、考えられるのは、
お湯と水を混合させる所の部品が怪しい。
リモコンのエラー表示もそんな感じ。
僕の経験で言うと、この状態で使い続けると
多分ですが1週間〜2週間で給湯器が完全に停止する可能性が高いです。
早めの対応が大切な場面。
メールが来たのが日曜日の夜だったので、
次の日・・・つまり昨日、時間を作って見に行きました。
給湯器はこんなやつ。
なにやら2つの箱が見えていますよね。
これが給湯器の本体です。
これでお湯を作ったりお風呂の追い炊きをしたりします。
そしてこれは灯油のタンク。
そうです、この給湯器は灯油を燃料として
お湯を作ります。
僕がこの業界に入った頃は灯油式の給湯器も
まあまあ使われていました。
当時は灯油が安かったので「ガスより光熱費が安い!」
と言われて、このタイプを採用した方も多かったんです。
僕が結婚した当時・・・1999年頃は灯油は18ℓで
だいたい770くらいで買えました。
今から思うと信じられないくらい安いです。
・・・あの頃は良かったな・・・。
今だと18ℓで2000円前後します。
3倍近いじゃん!
その為、今じゃあ灯油式の給湯器はこの辺りでは
ほとんどお目に掛かりません。
品番を確認しようとしたら・・・
品番が印刷されているシールが劣化してほとんど読み取れない・・・。
ただ、シールの一番下にある製造年だけはハッキリ見えました。
「01年制」と書いてあります。
・・・・今は2024年だから・・・え〜っと・・・
23年前って事?・・・ホントに?
給湯器ってだいたい10年前後が耐久年数と言われています。
その倍以上・・・今までよく持ったもんだ。
給湯器を心から誉めてあげたい。
完全に元を取ったな。
そうなると問題は「果たして部品はあるのか?」
と言う事になるのですが、
製造から23年も経過していると絶望的です。
・・・と言うか、仮に部品があって修理できたとしても、
今後その他の部品が故障して行く可能性大です。
ここは交換がお勧めです。
お客さんは自動車の整備に携わってみえる方で
「車だって同じ事だからね・・・」
と、納得されていました。
じゃあ交換・・・なのですが・・・
今までと同じ灯油式のタイプにするのか?
と言う問題が発生して来ます。
正直言うと、灯油の値段が高騰してしまっている現在だと
ガス式の給湯器の方が光熱費は安いです。
(※家族構成や使い方にもよりますが)
ちなみに、給湯器の値段もガスの方が安い。
電気式と言う手もありますが(エコキュートとか)、
この家の場合は電気式にするとデメリットの方が
多いので電気式は断念。
でも・・・ガス管が来てないからやっぱり工事費が
掛かって高くなってしまうか・・・。
そう思いながら給湯器の配管部分を見ていたら
・・・・・あれ?
なんかガス管みたいなのがあるぞ。
しかもガス管の取り出し口までちゃんと付けてある!
いや、待て待て、これホントにガス管か?
だとしたら何で管をここに出した訳?
これがガス管だと決定できませんが、
限りなくガス管だと思われます。
だとしたらガス給湯器の設置は簡単です。
将来の事を考えてガス屋さんが付けておいてくれたとしたら
そのガス屋さんを尊敬します。
どちらにしても調査が必要なので、明日・・・つまり今日、
ガス屋さんに見てもらいます。
実は水道管・・・・なんて事無いよね?
]]>
先週の土曜日は「大安」でした。
上棟の日は縁起を担いで日柄の良い日にします。
最近のお客さんは「そんなの気にしないよ」
なんて方も見えますが、お客さんが気にしなくても
職人さんは結構気にするので、共栄建設では
上棟の日は「大安」か「友引」にする事がほとんど。
上棟の時には「基礎」「土台」「1階の床の下地」
までが出来ています。
まずは土台に柱を立てる事から始まります。
人手不足の共栄建設なので例え社長でも作業します。
・・・ってか、黙って見て居られない性格なので参加します。
この柱ですが1本が約20キロくらいあります。
今回の建物は約125本の柱を使います。
スポーツジムなんて大した事無いぜ!・・・ってな運動量。
柱が立ったら梁を組んで行きます。
作業がやり易い様に、あらかじめ梁を並べて
効率的な作業が出来る様に努めます。
これをやるかやらないかで作業時間がかなり違ってきます。
少しずつ建物の骨格が出来て行きます。
段々と組み上がって行く様は見ていて楽しいです。
1階の梁が組み上がった所がこんな感じ。
碁盤の目の様に組まれています。
この梁の幅は約10センチほどです。
この上をスイスイ歩いて作業しているのですが、
お客さんから「怖くないですか?」とか
「よくあんな所、歩けますね」なんてよく言われます。
「怖くない!」と言うと嘘になりますが、
もう慣れました。
傍から見たら梁の上を平気で歩いている様に見えますが、
この梁の上は結構揺れています。
何気なく歩いている様に見えますが、
かなり踏ん張って歩いています。
上棟の翌日なんかは内またが筋肉痛になります。
1階の梁が組まれたら、その上に23ミリの合板を
貼って行きます。
合板が貼れたら地面と同じ様に歩けます。
こうなったらちょっとだけ気が楽になります。
2階も1階と同様に柱→梁と組んで行き、
最後に屋根の骨組みを組みます。
屋根の部分はかなりの高さになるので、
気を引き締めて掛かります。
屋根組みが出来たら屋根下地の合板を貼って
屋根の完成です。
先週の土曜日は寒い1日でした。
オマケに風が強くてしかも途中で雪・・・と言うか
霰(あられ)が降って来ました。
もう3月だよ。
まさか霰とはね。
上棟が終わると体が冷え切っていました。
・・・薄着だったのもあるけど。
家に帰っても何だか体が冷たいと感じだったので
近くの銭湯に出掛けて温まって来ました。
マッサージバス?(背中や足元に強い水流が来るやつ)に
浸かっている時に気持ち良くて寝てしまっていて、
気づいた方に「大丈夫ですか?」と来を掛けられてしまいました。
・・・ちょっと危なかったな。
上棟の日の夜の銭湯は避けた方がいいかもしれんな。
でも、そのお陰で昨日も今日も筋肉痛はなく快適です。
いやいや・・年食うと3日後くらいから筋肉痛になるんだよ。
明日が恐怖!
]]>
永代納骨されている・・・なんて事を時々話していますが、
その話の中で、「境内に”食堂”がある!」
・・・なんて事もよく話しています。
この食堂ですが何を食べてもとっても美味しいんです。
ブログでは「天ぷらうどん」をよく食べていますが、
実は「おでん」と「みたらし団子」も隠れた名品です。
会社でそんな話をしていたら
「だったら食べさせろ!」とスタッフから言われて、
「じゃあ食べさせてやる!」と言う事になり、
昨日、一畑山薬師寺まで「おでん&みたらし団子」を
買いに行って来ました。
週末は参拝の人で賑わっていますが、
平日はさすがにのんびりしています。
入り口の食券販売機で食券を買うのですが、
おでんは食券1枚で3個です。
3個で200円・・・安い!
共栄建設は全員で6人、1人4品として全部で24個なので
食券を8枚買って係りの方に渡します。
ちなみに、この食堂では”おでん”や”みたらし団子”は
お持ち帰り出来ます。
”おでん”の場合はタッパーや鍋を持参。
「おでん24個くださーい」と言うと
「え!24個?」と驚かれました。
ま、そうだよね。
そんなに買って帰るの僕だけだよね。
”おでん”の種類は9種類。
この中から4種類かー・・・悩む!
”大根”と”こんにゃく”と”たまご”は鉄板だよなー・・・
そうすると残り1品かー・・・。
悩んだ末・・・6品に変更しました。
食券を追加したら笑われました。
会社にあった鍋を持参していったのですが、
「お汁も入れておくね」と言って汁大サービス!
感激ー!!!
おっと!団子を忘れる所だった(汗)。
団子は1人2本で合計12本。
これは頼んでも驚かれなかった。
これくらいの数を頼んでる人時々見かけるから
そんなに珍しくないみたいですね。
大きな鍋を持って境内を歩く・・・・
「一体何しに来たんだ?」と言われそう。
すれ違う人が振り返えって見てました。
多分ですが、こんな事するの僕だけだと思う。
会社に帰ってお昼ご飯で頂きました。
「メッチャ美味しいじゃん!」と好評でした。
豪華な昼食になりました。
大根はメッチャだし汁が染み込んでいて
「これ4〜5日浸けてたんじゃね?」
と思える程。
おまけにデカい!
大根が入っているお椀は一般的な大きさの物です。
大根入れたら一杯です。
普通に売られている物の3倍くらいあります。
おでんを食べたらお腹一杯になって、
みたらし団子は3時のおやつに食べました。
・・・写真撮り忘れました。
団子も好評でした。
「仕事中にこんな事してていいのか?」
と言われそうだし、自分でもちょっと思っていますが、
いつも一生懸命仕事してくれているスタッフに
ほんの少しでも楽しい思いをして欲しかったし、
よい職場作りは社長の仕事でもあると思ってます。
これからも無理のない範囲で何かをしてみるつもりです。
「でも本当はお前が楽しみたいだけだろ?」
バレたか!
]]>
また、内容がややこしいです。
今回の件は広く発信して皆さんに知って欲しくて
書いています。
その辺りをご理解ください。
去年の話になりますが「共栄建設事件簿」と言うタイトルである事件?
が起こった事を書きました。
書いたのは2023年の5月16日、5月22日、6月7日のブログ。
最後に書いたブログの一部を抜粋します。
ここから↓
共栄建設の古くからのお客さんが、
30年くらい前に原野商法で騙されて土地を買ってしまったのですが、
その土地を買いたいと言う業者が現れたんです。
普通なら良い話なのですが、その業者が非常に怪しい。
担当者は以前に収賄容疑で検挙された事のある人物。
お客さんは不安になって僕の所に相談に来たんです。
そこで、全権を委任されて、その問題の業者に会ったのですが、
これが非常に怪しい・・・と言うか、僕は詐欺と判断したので、
地元の警察や、弁護士に相談して対策したんです。
その後、パタリと来なくなって一件落着!と思っていた矢先に
またしてもお客さんの所にやって来たんです。
↑ここまで。
その後も業者は諦めずにやって来ます。
でもここで僕は疑問を持つ様になりました。
「ここまで僕に拒否されたら普通はもう来ないはずなのに、
この業者は何で来るんだ?もしかして詐欺ではないのか?」
と・・・。
でも、話の内容を聞くとメッチャ怪しいんだよね。
細かく書く事は割愛しますが取引の条件が怪しい。
お客さんにやたらと有利過ぎるて買主にはかなり厳しい条件なんです。
普通はこんな事しないよ!と言う条件。
そのまま平行線が続いたある日の事、
その業者から僕が知っている業者を通じて取引してもらえないか?
との打診がありました。
その方は僕と同じ不動産団体に所属しており身元も確かで、
会社としても信用が置ける会社です。
ここでは仮にA社としておきます。
疑いながらもそのA社を訪ねて話を聞いてみました。
すると、A社も責任のある立場で取引に関与するので
取引に応じてもらえないか?と話して来ます。
そうなって来ると話は別です。
A社の担当者さんはこの会社の会長さんです。
しかも僕が信頼できると認める方。
でも・・・それでも僕は不安でした。
そこで、僕が出した条件を飲む事を条件として契約するなら応じる!
と言うと「それでいい!」との返事が返って来ました。
僕が出し条件は?と言うと、
?契約書は僕が作って、その内容の変更は如何なる理由があろうと応じない。
?土地の名義変更をする司法書士は僕は決める。
?決済(買主が売りにしに代金を支払う事。また売り主は買主に
権利書を同時に渡す事)は現金で行う。
※普通はこんな事やりませんが、今回は契約金額が比較的少ないので現金決済。
この3つです。
これは買主に対して非常に失礼に当たる条件なので、
普通なら炎上物です。
でも、僕としてはそこまでしないと不安なんです。
で、その条件で契約して、昨日、決済しました。
下の写真がその模様なのですが、
決済は共栄建設で行いました。
地主さん(売り主)2人、買主、A社の会長、司法書士、僕の合計6人。
途中でほんの些細なトラブルがありましたが、
決済自体は無事に終了しました。
決済が終わっても僕はまだ不安でしたが・・・。
決済が終わったら全ての取引が終了です。
僕が「詐欺だ!詐欺だ!」と騒いでいたのは結局の所は
僕の大きな勘違いでした。
そうなってくると僕は買主さんに対して非常に失礼極まりない行為を
していた事になります。
名誉棄損で訴えられても不思議ではないレベル。
まずは買い主さんに心から謝罪しました。
メッチャ怒られるんだろうな・・・と、思って覚悟していたら、
買主さんから
「いや、私の方も社長に対して非常に失礼がありました。
申し訳ありませんでした」
と、返って来ました。
実は一番最初に来た時に(当時の)ブログにも書きましたが、
かなり戦闘的な発言をされたんです。
・・・ま、そんな風だったから僕は詐欺を疑ったんですが。
「じゃあお互い様と言う事で、水に流しましょう!」
と、笑顔で終れました。
これにて一件落着!
今回の一件は僕に反省する点が多かったと感じています。
・・・が、言い訳を許してもらえれば、
僕はお客さん(地主さん)から全権を委任されていたので、
通常よりもずーっと厳しく見る必要を感じでいて
今回の様な行動に出ました。
買い主さんの最初の行動(戦闘的な発言等)を見たら、
疑って掛かるのは、僕でなくてもするはずです。
・・・メッチャ言い訳してる。
今回は僕の人生の1ページとして残る事件でした。
今日の出来事を今後に生かしたいと思います。
取引が終了したらものすごい脱力感。
決済は午前中で終ったのですが、
午後からはちょっと腑抜けた感じでした。
かなりの重圧だった肩の荷が下りたので、
ものすごーく気持ちが軽いです。
いや、気持ちだけでなく体も軽いです。
「体重少し減ったんじゃね?」と思えるくらい。
もしかしたらちょっと痩せたかも?
でも、家に帰って風呂に入る前に体重計に乗ったら増えてた・・・。
いや、違うな。
体重計が増えてる様に見せかけているだけで
・・・これは詐欺だ!
今回の様に大逆転!・・・しないか・・・。
]]>
この方は初めて連絡を頂く方で、
何かに困って電話して来たのですが、
電話に出た事務の高村さんが電話を切るなり、
「何が言いたいのか?分かりません」
と言って来ました。
「どう言う事?」と聞くと、
いろいろな事を一度にしゃべるので結局どうしたいのか?
が分からない・・・と言うんです。
こういう事ってたまにあります。
自分が把握していれば相手もプロだから分かってる!
なんて感じでいきなり要件だけを行って来るんです。
どこかにテレパシー教えてくれる所ない?
ま、聞くより行って見た方が早いな。
幸い会社のすぐ近くだったので行ってみました。
現場はこんな感じ。
これの何に問題があるのか分かりますか?
雨戸と雨戸との間の所が妙に黒くなっていますよね。
それとその下の基礎の所にシミみたいな物が出ています。
近寄って見るとこうなってます。
黒く変色していたのは焼け焦げた跡。
お客さんに話を聞いてみたら、この辺りに段ボールを
積み上げていたそうなのですが、それが燃えたそうです。
何で燃えたのか?不始末?放火?いたずら?
原因は聞きませんでしたが、気になる所。
下の基礎のシミは燃えた時に出た煤が付着しているんですね。
外壁も真っ黒になっていますが、
所々がピンク色になっています。
このピンクは元々の外壁の色。
一度塗り替えをしたそうで、燃えたのは塗り替えをした時の
塗料が燃えたんです。
普通は元々の外壁材にも影響が出て、
こんな風に元の外壁が比較的軽傷・・・なんて事はありません。
じゃあ何でか?と言うと、
この外壁はALCと呼ばれる気泡コンクリートです。
コンクリートなので燃えません。
それと外壁の色はコンクリートの奥まで染み込んでいるので
簡単には剥げないんです。
外壁を火事に強いALCにしといて良かった事例。
熱で塗った塗料が剥離して手で簡単にめくれる状態です。
夏に日焼けした時に皮がむけて来る感じです。
ALCとサッシ枠の間をコーキングがしてありますが、
これも熱で完全に溶け落ちています。
ボヤで済んだとはいえ結構ひどい。
火が出た個所のすぐ上にあったテラス屋根も
火の熱でグニャリと水飴の様に変形していました。
これまでに火事に遭ってしまった現場を4回ほど
経験していますが、炎の熱って本当に凄いです。
先程、事務の高村さんから「何が言いたいのか分からない」
と言われた・・・なんて書きましたが、
この状況を通常の精神状態ではないお客さんが
電話で話したら確かにそうなるかもな。
これをどうやって直すのか?と言うと話は簡単で、
外壁は塗装して、基礎もセメントを塗り直せばいいだけ!
・・・なのですが、これ口で言うのは簡単ですが、
火災後の補修って実は意外と大変なんです。
何が大変なのか?と言うと、
表面のススを取る事。
「そんなの無視してこの上から塗ればいいじゃん!」
と、言われそうですが、ススの上から塗装をすると、
そのうち表面にススが浮き出て来たり、
塗装が剥げたりします。
で、このススがなかなか落とせないんです。
エンジン式の高圧洗浄機を用意して先端ノズルを
特殊な形状のやつにして根気よく落とすしか方法はありません。
これがねー・・・ホント大変なんです。
・・・何回も言いますが・・・。
今回は他の業者さんと相見積もりなので、
仕事が頂けるかどうか?分かりませんが、
やるとなったら全力でやるだけです。
今の季節は空気が乾燥しているので火災が起こり易いです。
皆さんも火の元には十分に気を付けて下さいね。
ちなみに安城市で2月は3軒の火災が起こっています。
マッチ1本火事の元です。
・・・最近はマッチなんて使わないか。
昔は夜回りの人が居て、夜な夜な
「火の〜用心、マッチ1本火事の元〜」
なんて声を掛けながら町内を回っていましたが、
もうすたれてしまいましたね。
所でこの「マッチ1本火事の元」には続きがあるのですが、
皆さんご存知ですか?
「火の用心!マッチ1本火事の元、サンマ焼いても家焼くな!」です。
そのサンマも今や高級魚。
マッチもサンマも見なくなったなぁ・・・
なんか寂しいー!
]]>
いや・・・リフォームと言うよりもリノベーションかな?
リフォームとリノベーションはどう違うの?
と、聞かれそうですが、実はこれ特に決まりが無いんです。
業界的には、
リフォームは、例えばクロスを貼り替える・・・とか、
お風呂(ユニットバス)を交換するみたいな
部屋の間取りは変えずに見た目だけを綺麗にする感じ。
で、リノベーションは、例えば柱や壁を取っ払って、
間取りまで変えてしまう・・・こんな位置付け。
当然、リノベーションの方が技術を要します。
柱や壁を取り払いつつ、構造上の強度は依然と同等かそれ以上に
する必要があるので結構大変。
今回は壁を取り払って全く違う間取りにするので、
リノベーションに当たるのか。
家の中を工事するに当たって
「要らなくなった物を処分したい!」
という話になったのですが、お客さんはもう若いとは
言われない年齢なので、ご自身で片づける事が
かなり辛いんです。
そこで共栄建設の「お片付け課」で片づけを手伝う事になりました。
「へー、共栄建設にはそんな課があるんだ」と思った方、
この課は今できて、片付けが終わったら解散します。
リフォームやリノベーションの時には
こんな話がよく出ます。
今回はこんなお宅を改装します。
片づける家具は全部で10個程ありました。
中でも学習机やタンスなんかは見てみたら
階段を通過できない大きさです。
最初にバラバラの状態で運んで部屋の中で組み立てたみたいです。
じゃあ処分する時も部屋の中でバラバラにする必要があります。
どうせ処分するので思い切って解体すればいいかも?
しれませんが、それをやるとゴミの数も増えるし、
部屋の中がホコリだらけになるので、なるべく綺麗に壊します。
全部で10個・・・ともなると1個片づけたら次!
・・・みたいな感じで来るので、だんだんと気力が萎えて来ます。
でも、やらないと終わりはありません。
「社長、次!」と営業事務の野木森さんにせっつかれて
老体に鞭打たれて働きます。
まるで奴隷だ。
古い家具が多かったので、ビスや金物が
錆びていたりしてなかなか取れない!。
もう仕方ない方叩き壊すか!
だんだんヤケになって来ます。
そんな時にそっと手を添えてくれる野木森さん。
飴と鞭の使い方を熟知しています。
・・・多分ですが、旦那さんも同じ手でいい様にされてると思う。
家具って見た目が美しく仕上がっているので、
接続しているビスとか金物は見えない所に
ある事がほとんどです。
ひっくり返したり潜ったりして悪戦苦闘します。
仕事してるんだけどスポーツジムで運動してる気になります。
全て解体してトラックに積み込んだら
一気に疲れました。
もう若くないんだからこんな作業はさせない様にして欲しいです。
奴隷にはそんな権限ないか。
家具などの大きな粗大ごみは処分場にそのまま持ち込みますが、
細かいゴミは一旦会社に持ち帰って分別して処分します。
会社の中はゴミ屋敷状態。
写真中央にかなり年代物のクリスマスツリーが
見えていますが、これ昭和だよね?という感じ。
なんか懐かしいデザインの箱。
一通り終わって会社に帰って一休みしていると、
お客さんからラインが。
「いろいろ考えてもうちょと処分したいと思うので、
また打合せお願いします」
・・・・・工事が始まるまでに体力尽きるかも?
]]>
1日多い29日までありましたね。
4年に1回の1年が366日ある年です。
「たった1日だけ多い」と見るか?
「いつもより1日も多い」と見るかで
時間に対する考え方が変わると思いますが、
皆さんはどっち?
先週の金曜日は3月1日でした。
毎月恒例の豊川稲荷への御祈祷に今月も行って来ました。
前日から雨模様で3月1日は朝早いうちは雨の予報だったので、
「雨の中を御祈祷か・・・」と思って外に出たら、
道は濡れていましたが雨は止んでいました。
これまでに豊川稲荷に御祈祷に出掛けた時に「雨」
だったの日は僕の記憶では2日しかありません。
豊川に行く様になって7年半が経過していますが、
その中でたった2回だけ・・・
毎月ついたちは晴れの特異日かも?しれませんね。
豊川稲荷も雨は降っていませんでした。
雨に濡れた参道は趣があって個人的には好きな光景。
御祈祷の受付所に行くと・・・
「あれ?電気が点いてない」
こんな事は初めてです。
点けるの忘れたのか?
写真だと分かりませんが、この中に常連さん居るのですが、
「それがどうした?」とでも言わんばかりに
何事も無い様に並んでみえました。
受付(5時)とほぼ同時位に電気は点きました。
故障では無かったみたいですね。
受付をして待合室で待っていると、
館内放送で呼ばれて本殿に向かいます。
待合をしている建物と本殿は長い渡り廊下で繋がっています。
この廊下を歩くと気持ちが引き締まって来ます。
御祈祷が終わると相も変わらず精進料理が出されますが、
今回はこの料理にちょっとだけ変化がありました。
下の写真の左上に茶色の物が見えますが、
僕が豊川稲荷に行く様になってから先月まで、
これはずーっと同じ物でしたがこの日は違っていました。
今まではこんな感じでした。
(これは去年の9月1日の料理)
”がんもどき”です。
個人的にはこれ好きでした。
甘く煮詰めていて美味しかったです。
所が今回はこんな感じ。
拡大写真!
似た感じではありますが、この巾着の中には細かく刻んだ
野菜が入っていました。
野菜巾着と言った感じかな。
これも美味しかったです。
・・・が、個人的にはがんもどきの方がいいかな。
このお皿がこれから変わるのか?
それともたまたま今月だけなのか?
来月が楽しみです。
それと今回は田楽がありました。
これは以前にも出て来たメニューですが、
これが出ると何となく食卓が豪華になった気になります。
料理を食べたらお札を頂いて帰途に就きます。
お札授与所と言う所があって、そこでお札を頂くのですが、
いつもお更にこんな物が置いてあります。
参拝証です。
まるで選挙の時の投票証明書みたいです。
これを貰っている人を今までに見た事がありませんが、
今回は話のネタに頂いて帰りました。
僕の場合だとこれ持って帰らなくても、
お札があるのでこれ以上ない証明になります。
帰る時は東の空が明けて来ていました。
だんだんと日の出が早くなって行き、
また日の入りもおそくなります。
毎月、豊川に出掛けるとこうした季節の移り変わりを
感じる事が出来て1年を過ごしている気になれます。
以前のブログに書いた事がありますが、
豊川稲荷って名前こそ「稲荷」ですが、
実は妙厳寺(みょうごんじ)と言うれっきとしたお寺です。
お祀りされているのは、
豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)。
この方は女性です。
男性の僕としては異性の神様ってちょっと気になります。
どんな方なんだろう?
今度の御祈祷の時に「一度食事でもどうですか?」
と、誘ってみようか?
「よきに計らえ」なんて言われたらどうしよう?
やっぱり食事は精進料理なのか?
]]>
工事がだいぶ進んでいます。
今はこんな感じ。
足場のネットで分かりにくいですが、
外回りはほぼ完成しています。
この日はキッチンの設置の日。
「朝8時半くらいから入るよ!」
と、いつもお世話になっている職人さんから連絡があったので、
10時くらいに様子を見に行ったらほぼ完成してた・・・。
「早いじゃん!」と言ったら
「場も広いし、やり易い状態にしておいてくれたからな」
と、返って来ましたが、それでも早い!
この職人さんは結構な年齢なのですが、
若い職人さんと比べると馬力は落ちますが、
動きに全く無駄がありません。
いぶし銀の腕前ってやつだな。
細かい所まで丁寧に仕上げてくれて、
見ていて惚れ惚れする仕事ぶりです。
「相変らず綺麗だねー」と言うと
「だって、ちょっとミスるとすぐお前がダメ出しするじゃねーか!」
と、返されました。
僕の事を「お前」呼ばわりするのはこの職人さんと
もう1人くらいしか居ません。
これ人が見たら「社長になんて口聞くんだ!」
と、思われがちですが、僕から見れば
「ついに僕もこの職人から「お前」呼ばわりされる様になったか・・・」
と、ちょっと嬉しいくらいの超ベテラン職人さんです。
キッチンの設置が終わると最後に隙間をコーキングするのですが、
見て下さいこの仕上がり!
緑色のテープのすぐ上の辺りをコーキングしたのですが、
すごく綺麗に仕上がってます。
素人が見たら、人の手でやったとは思わないくらいの仕上がり。
もはや神の領域では?と思います。
熟練した職人さんの技術にはいつも驚かせられます。
お昼前に仕事を終えて
「今日はもう1軒あるんだ」と言って、
サッサと次の現場に向かって行きました。
・・・なんかカッコいいぜ。
キッチンが設置されたら一気に部屋らしくなって来ました。
ちなみにこれがお風呂。
既に完成しています。
お風呂は比較的早い段階で設置するのですが、
設置の模様をお伝えしようと思って出掛けたら
既に出来てた・・・。
職人さんが優秀なのは大変宜しい事なのですが、
僕が見に行くのが間に合わなくなるのが難点。
他の部屋もほぼ完成していて、
大工さんも優秀です。
このペースだと3月末にはある程度の形になりそうです。
所で、この建物は賃貸の一戸建てです。
4月の中旬くらいから住めるのですが、
これから入居者を募集します。
共栄建設でも受け付けていますので、
興味のある方はご連絡ください。
場所は知立市牛田町という所で、
名鉄本線の牛田駅(無人駅)まで徒歩で10分くらいの所です。
部屋は3LDKで駐車場は2台停められます。
(軽自動車だと3台行けるかも?)
近くにはアピタ、アオキスーパー、スギ薬局、ローソン、
などがあって便利です。
小学校とこども園は歩いて3〜5分くらいです。
こんな場所なのに非常に静かです。
夜8時くらいには静まり返ってます。
限定1棟!如何ですか?
・・・僕が借りたい・・・
]]>
20代30代の頃は「健康診断?ケッ!」
みたいな態度を取っていましたが、
この年になると行くのが当たり前じゃん!
なんて心境です。
毎年同じ所で受診していますが、
実は今回はちょっとドキドキしつつ出掛けました。
何でか?と言うと・・・
実は前回の受診の時に血圧が180とか言う
見た事もない数値が出て、問診の時にも
「早期に治療を受けんとダメだぞ!」
みたいな事を言われたんです。
病院に行けば必ず血圧降下剤を飲まされるの事が
分かっているので、薬を飲みたくない僕は
食事療法で下げる努力をして来たんです。
今回は朝1番で予約を入れたせいか?
行った時は人はまばら。
いつもだと”芋煮会”みたいになっているので
意表を突かれました。
受付を済ますと注意事項が掛れたファイルを渡されて、
呼んでいると名前を呼ばれました。
まずは着替え。
専用の衣服に着替えるのですが、
「マスク着用でお願いします」と言われて、
久しぶりにマスク付けました。
実はマスクは持っていなかったので
病院から1枚頂きました。
考えてみれば病院なのでマスク必需ですよね。
自分の配慮不足を反省しました。
・・・付けないとしても常にマスク持ち歩こう。
院内は基本はスマホ禁止で、カメラなんて論外なので
診断中の写真はありませんが、胃カメラを飲んだ時に
目の前のモニターに体の中の様子が写っていて、
(僕は胃カメラの時に麻酔は使わない)
滅多に見る事が出来ない自分の体の中を見られたので、
ブログとは関係なく記念写真?撮りたかったです。
・・・不謹慎か。
終ると受付でこんな物を頂きました。
健康診断の時は前日の夜10時以降から診断が終わるまでは
飲食禁止(水のみ可)なので「取り合えずこれ食べて!」
ってな意味合いなのかなあ?
でもどうせならカレーパンとかの方がいいので、
「カレーパンとかは無いんですか?」
なんて聞いてみたら(一応聞いてみた)
「胃カメラ飲んだ後なので、なるべく刺激物は避けたいので・・・」
と、たしなまれました。
ま、確かにそうか。
受け付けの奥に見えた女性の事務員さんに笑われました。
診断が終わっても30分かは経過観察のために、
休憩所でマッタリします。
その時の事ですが、写真に写っている20代後半とおぼしき人が
問診票を片手にイヤホンんでダラダラと電話してるんです。
最初は「独り言か?」と思いました。
そもそも問診票は事前に郵送されて来て
「当日までに書いて来てね」みたいになっています。
ま、ウッカリ忘れたのはいいとして、
真剣に書けば5分で書ける問診票を電話しながら
ダラダラと30分かけて書いているんです。
途中で事務の方が「書けましたか?」と
2回ほど見に来たのですが
「まだ!」とぶっきらぼうな返事をしていて
なんか見ていてイラッと来ました。
オマケに誰と話していたのか知りませんが、
「そうそう、あいつ人の事を考えないもんな」
なんてコントみたいな会話してたんで、
「それ、お前の言事だろ」と小声で言ったら
しっかり聞こえていたみたいで
「はん!」と言って振り向いて来ました。
「あ・・・いや・・・すみません」
なんて僕が答える訳もなく
「こんな所で大声で会話するの非常識だろ!
携帯電話はご遠慮くださいって書いてあるの読めないのか!」
と喧嘩売ってみました。
正直に言いますが「ハッキリ言って後悔してました」。
・・・が、ここで引き下がれない僕なので
ま、仕方ない通報覚悟でやってやる!
と、考えて立ち上がったら相手の方から
「スミマセン」と返って来ました。
「さっきからお姉さんが問診票待ってるじゃん」
と捨て台詞を吐いて出口に向かったら
お姉さんから「すみません」と小声で言われました。
別に正義の味方ぶるつもりはありませんが、
人としての最低の常識は守って欲しいもんです。
あー・・・喧嘩にならなくて良かった。
気になる血圧検査ですが・・・160でした。
まだまだ高めだけど着実に下がっています。
「あら?前回よりだいぶ下がりましたね」
と看護師さんに言われて、問診の時にも先生に
「今のまま1年続けてみましょう」と言われました。
1年頑張って良かったです。
次の健康診断の時にはもうちょっと改善したいです。
目標は140!
その次は120!
それから6年後には0!
・・・お亡くなりになってるやん。
]]>
宅建協会のボーリング大会があった事を書きましたが、
その時の1位の商品はフルーツでした。
こんなやつ。
この果物の中のミカンとリンゴ(赤いの)は
豊田市にある「戸田フルーツ」と言う専門店で買いました。
(※お店の了承済みです。)
このお店に行った時にちょっと気になる物を見つけました。
それがこれ!
イチゴです。
その値段がすごくて12個入りで4800円でした。
すげー、これどんな味なんだろう。
食べてみたい!・・・でも、4800円かー・・・。
そんな気持ちでその時はお店を後にしました。
ボーリング大会が終わってからも、何故か?
あのイチゴが気になります。
よし!ここは思い切って買って、会社の皆で食べてみよう!
そう思って昨日再度お店を訪ねて来ました。
すると!・・・なんという事でしょう!
半額で売られていました。
生ものなのでそろそろ痛みが出て来始めるタイミングみたいです。
これはもう買うしかないよね。
(イチゴの上のやつも気になる)
買いました。
このお店、かなり古くからあります。
以前は昔の八百屋さんみたいな店構えでしたが、
今は改装してオシャレなお店に生まれ変わっています。
一緒に出掛けた経理の高村さんが何やら見つけて
目と体が釘付けになっていました。
何だ?
それがこれ・・・パフェ!
紅ほっぺをふんだんに使ったイチゴパフェ。
1580円と言う値段はまあまあしますが、
内容を考えると決して高くはありません。
・・・と言うか、安いと思います。
さすがにパフェは諦めていましたが、
スムージーも置いてあって、会社の女性陣の分を買いました。
・・・写真撮り忘れたー。
ちなみにスムージーは450円から。
(今度食べてみよ)
店内を見ていたら、こんな広告がありました。
フルーツBOXとでも言ったらいいのか?
箱の中にフルーツが盛り合わせて入っています。
昔、誰かの”お見舞い”に行く時に”フルーツのカゴ盛り”みたいなのを
持って行きましたが、それの進化版みたいな感じです。
見本の写真がありましたが、すごく綺麗に仕上がっています。
まるで花束をフルーツで作った感じです。
これなかなかいい!
ご贈答としても、お見舞いとしても、何かのイベントにも使えそうです。
何かの折には買ってみよう。
会社に帰るとお世話になっている税理士さんが見えました。
う〜ん・・・どうしようかな?
と、ちょっと考えましたが僕のイチゴを1個分けて
差し上げました。
「これ12個で4800円するんだよ」
「え?ホントですか?いいんですか頂いても?」
後悔先に立たず・・・。
請求からイチゴの分引いてやろう・・・セコ!
1個当たり400円のイチゴ・・・
旨い!!イチゴの酸味なんて全然ない!
ものすごーくジューシーで甘い!
こんなの食べたら普通のイチゴなんて食べられなくなる。
こんなイチゴもう2度と食べられないかもしれんな。
後で調べたら、
このイチゴは天皇陛下の誕生日の時のケーキに使われたり、
国賓の方が来た時の晩餐会の時に出されたりするそうです。
一般庶民が食べて良いものだろうか?
(美味しくてビックリしてる顔)
お店の中を見ていたらまたまた気になる物を見つけました。
真珠姫!
真っ白なイチゴです。
これ以前にテレビで見た事あります。
すご〜く糖度が高いそうです。
どんな味なんだろう?
1個約1000円か〜・・・。
これ1個で今日食べたイチゴの2・5個分・・・。
思い切って買ってみようか?と思いましたが、
お財布を見たら10円程足りなかったので
今度の機会にしてみます。
言い訳に無理があるな・・・
でも流石は専門店だけのことはあって、
置かれているフルーツはそこら辺のスーパーでは
ちょっと手に入らない物ばかりです。
絶対金額としては安くはありませんが、置いてある物の
クオリティーを見ると、決して高くはないと思います。
お店の方も人柄が良くて「また来よう!」
と言う気にさせてくれます。
お小遣い貯めよう・・・
小学生かよ!
]]>
「勝手口の戸の錠がメチャメチャ硬くて解除できない」
と、連絡がありました。
問題の戸はこんな感じ。
よく見かける通風ドア。
鍵を開け閉めしてみると確かに硬い。
・・・で、いろいろ調べて分かったのがこれ。
ドアの蝶番がある方の枠とドアの隙間が変です。
下の方は隙間が無い。
だけど真ん中辺りは隙間が多い。
何でこうなったのか?正直な所、その原因は分かりません。
多分ですが、柱が反ってしまって柱にビスで留めてある枠が
一緒に広がってしまったのではないか?と思います。
最近の柱は集成材と言うので出来ていて、
反る事はあまり無いのですが、でも全く反らない訳ではありません。
この隙間のせいで鍵が硬くなったんです。
何でか?と言うと、
ドアのカギはこんな風に(これは他のドアです)L型になっています。
これが枠の方の鍵穴。
この鍵穴にさっきのL型の部分が入るのですが、
ドアと枠との隙間が広がってしまったので、
Lの所が引っ掛かるんです。
ちょっと補足説明すると、
鍵が閉まる時は最初は横棒が出て来ます。
その横棒が段々と進んで行くとLの部分が顔を出します。
で、最後には完全に出るんです。
これは横棒の部分とLの部分のそれぞれで鍵を閉める様に
なっていて、非常に防犯に優れています。
・・・で、これをどうやって直すのか?が問題で、
玄関ドアだと微調整が出来る様になっていますが、
勝手口のドアは出来ません(中には出来るやつもあります)。
そこで登場するのがこれ!
これはスペーサーと呼ばれる物で、
これをドアの蝶番に挟んでドアを少しだけ鍵側にズラすんです。
なんか変な形状をしていますが、これには訳があります。
ちなみに厚さは3?あって、これを必要な厚さに重ねて使います。
今回は3?1枚を使います。
蝶番のビスを少し浮かせて、
その間にスペーサーを挟み込みます。
先程、「変な形状」と言いましたが、
この形だと蝶番の間にキチンと納まるんです。
蝶番は上下2か所。
両方ともスペーサーをかまします。
これで問題無く開閉できる様になりました。
でもせっかくここまで来たのでついでに鍵のシリンダーも
点検します。
・・・なんか鍵を閉める時に気になったのもありますが、
共栄建設の職人さん達は言われた事だけをやるのではなく、
その場でやれる事は一通り見てくれます。
これは僕が普段から言っている事なのですが、
「俺ってよく気づくだろ?」と言う事を
アピールしている訳ではなくて、もしもこの時に
将来故障に繋がる症状が出ていたら、
また呼ばれる可能性が高いです。
そうなるとお客さんも僕達もお互い申し訳ない気持ちになるので、
なるべくそうならない様に気づいた事はやる様にするんです。
そんな事を言うと「2回行った方が売り上げに繋がるじゃん」
なんて言う輩が居ますが、そんな考えをしているから
悪徳業者と呼ばれるんだ。
・・・と僕は思ってます。
ま、会社経営者として物を言わせてもらえれば、
その気持ちは分からんでもない・・・けど、僕は嫌です。
ま、2回行くのが面倒でもある。
部品を全部取りだして掃除してオイルを塗布して
元に戻しました。
ちょっと写真を撮り忘れましたが、
まるで新品みたいにスムーズに開閉できる様になりました。
ま、写真を撮ったとしてもスムーズさは
写真では分かりませんが・・・。
これで向う30年は平気のはずです。
30年後に「調子が悪くなったから見に来て!」
と言われた時は「もうあれから30年か・・・」
なんて思いながら出掛けるんだろうな。
あ、生きちゃーいないか。
]]>夢枕に出て来ました。
夢の内容は別に大した事無くて、
ただ単に日常の生活の中に出て来ただけ。
・・・でも、なんか気になります。
「そんなの気のせいだよ」と言われるかもしれませんが、
これまでに常識では考えられない経験を何度かした事があって、
こういう事を素通りできません。
そこで昨日、仕事を休んで(そもそも会社は休みだが)
会長が要る所に行って来ました。
会長が居る所は一畑山薬師寺。
上の写真の左側にちょっと見えている建物が
瑠璃光殿(るりこうでん)と呼ばれる建物で
こんな感じ。
ここは永代納骨をしている方々の納骨堂です。
この中は誰でも入れる訳ではなく、入る為には
「通行証」みたいな物があって、
入り口でこれを見せると納骨堂に入らせてくれます。
誰でも入れるといりろ問題が出る可能性もあるからね。
入り口を入ると正面に涅槃像(ねはんぞう)が見えます。
昨日は合同での永代納骨の最初の祭事があったそうで、
沢山の人が見えました。
納骨堂の中はこんな感じ。
まるでマンションみたいな感じです。
この1つ1つの箱?の中に納骨されています。
集合しているのでいろいろと規則があって、
お供え物は禁止(お供えをして、その場で持ち帰るのであればOK)、
線香やロウソクは厳禁・・・火気厳禁です。
夢に出て来たのは、最近来てなったからかなあ?
・・・意外と寂しがり屋だったからな。
こっちもいろいろ忙しかったんだよ。
もう化けて来ないで。
化けてはないか・・・。
建物の一角にこんなスペースがあります。
机の上にはお茶が用意されていて「ご自由にどうぞ」
となっています。またノートが置かれていて、
皆さん思い思いの気持ちを書いています。
僕は書いた事無いですが、見てみると
亡くなった方を弔う言葉が書いてあったり、
来た方の近況が書いてあったり、
中にはお孫さんが「おじいちゃん元気?」みたいな事が
書いてあります。
ちょっと微笑ましくなりますが、
亡くなった方に「元気?」と言われえると
おじいちゃんは複雑な気分なんだろうな。
折角なので・・・喉も乾いていたので、
お茶をご馳走になりました。
温かいお茶がなんだか体に染みました。
ここの境内には「温泉」と「食堂」があります。
温泉はお金を支払って入る事は出来なくて、
御祈祷などを受けた時に頂く「温泉券」で入ります。
せっかく来たので温泉に入って(会長の法事の時に券を貰った)
、その後お昼ご飯を食べました。
・・・温泉は人が多くて写真撮れなかった。
食堂は・・・失礼な言い方ですが、大したメニューはなくて、
うどん、蕎麦、おにぎり、おでん、みたらし団子・・・程度です。
メニューは多くないですが、その1つ1つが個人的には
かなり美味しいと思ってます。
しかも安い。
ちなみに、天ぷらうどんは500円、おにぎりは100円(握りたて)。
下の写真には卵焼きが付いていますが、うどんとおにぎりに
それぞれ1個付いて来ます。
※卵焼きは付いてくる時と付いて来ない時があります。
どういう時に付くのか?は謎。
写真を撮り忘れましたが、
みたらし団子は絶品です(1個50円・・・安い!)。
個人的には今まで食べた中で今の所断トツ1番美味しいです。
ここの食堂は誰でも入れますので、
お時間のある時に食べに行っては如何ですか?
お勧めです。
車とか合格祈願なんかのついでに寄れば、
温泉券も頂けてご飯も食べられます。
ちょっとした日帰り旅行が楽しめます。
もはや、宗教アミューズメント?
(天ぷらうどんにお揚げも入っていて、
これじゃあ天ぷらきつねうどんじゃん。
エビも大きい)
僕はここに来た時は必ず何か食べて帰ります。
今や楽しみの1つ。
家族には「お団子買って来て」と必ず言われます。
会長から「お前何しに来たんだ?」
と、言われそうですが
「温泉に入って、うどん食べて、
団子持って帰る為に来たに決まってるじゃん!」
・・・なんて言ったら本当に化けて出て来そうなので、
そう思われない様に念入りにお参りしました。
多分バレてる。
会長が亡くなって今年で7年ですが、
いまだに夢枕に出て来るなんて、寂しいのか?
心配なのか?暇なのか?冷やかしか?分かりませんが、
出来たら僕が忙しくないタイミングにしてくれない?
・・・あ、忙しくないタイミングなんて無いか。
忙しいからしばらく行かない事にする。
・・・化けて来るか?
]]>
お客さんの家の一部を解体して中の構造体が木造なのか?
鉄骨なのか?を今週調べる!・・・なんて書きましたが、
その調査を昨日やって来ました。
詳しくは一昨日のブログを見て欲しいのですが、
区画整理で立ち退きをするに当たって、
建物が木造か?鉄骨か?で査定の金額が変わって来ます。
・・・鉄骨の方が査定が高い。
お客さんとしては非常に気になる所。
調査は市の職員さんと、市が雇っているコンサルの調査員と
僕で行います。
調査は天井の一部を解体して、そこから中の様子を見ます。
まずは下地の位置を調べて穴を開ける位置を決めます。
市の職員さんは、査定で破壊検査をするのは初めてらしく
興味津々で見入っていました。
ちょっと照れるぜ。
位置が決まったら穴あけ。
この天井の材料はプラスターボードと呼ばれる
石膏ボードなので大き目のカッターで切り込みを入れて
取り外します。
鉄骨材が顔を出しました。
大当たりです。
木造の平屋の増築部分ですが、普通はこの程度の構造なら
木造で作る所です。
なんで鉄骨なの?
今となってはその理由は分かりませんが、
すごーく知りたい所。
構造体が鉄骨と分かればそれでいい!・・・
と言う訳ではなくて、どんな鉄骨材がどう入っているのか?
本数、鉄骨の厚さ、入っている位置などなどを
確認して図面にする必要があります。
目視と計器を使って皆でワイワイガヤガヤ。
鉄骨の厚みがどれくらいなのか?は物差しで計る事は無理です。
そこで登場するのがこんな機械。
これは超音波測定器。
鉄骨に超音波を当てて、帰って来た音波で鉄骨の厚みを
計ります。
マイクみたいなのが超音波発進部分。
これを鉄骨に充てると、もう1つの測定機に厚みが掲示されます。
僕のお腹のぜい肉も計れるのか?
結果は∞!・・・そんなにゼイ肉が詰まってるのか?
「人体は測定出来ませんよ」
と、たしなまれました。
調査会社の人と鉄骨の位置や大きさなどを確認して
図面に書き込んで行きます。
「確かに鉄骨造でした。報告書を起こして
鉄骨造として査定書を出します」
と、その場で約束してくれました。
これなかなか無い事なんです。
何かといちゃもんを付けてくるのがお役所なのですが、
今回は破壊検査だったので鉄骨である事が明白で
ぐうの音も出ない感じです。
・・・別に勝負している訳ではありませんが、
なんか勝った気になりました。
お客さんにとっては良い結果となったので、
良かったです。
ホッと一息つきました。
会社に帰ってお客さんに結果を連絡すると
(今は実家に住んでいる)
大そう喜んでいました。
そりゃーそうだよね。
これで査定額が割と上がります。
今回の破壊検査は当然費用を頂きます(役所と検査会社は無料)。
最初にお客さんにその話をしたら、費用が掛かる事には
何も言われませんでしたが、
「もしも木造だったら、なんか気の毒で費用を貰いづらいなあ」
と思っていたので安心しました。
破壊検査って僕も始めてやりました。
だいたいは人が住んでいるので「破壊」なんて出来ません。
人住んでいたら、その後に補修しないといけないので、
余計に費用も掛かるしね。
今回は建物を解体するので気兼ねなく作業が出来ました。
普段は家を作っているので破壊するなんて考えられませんが、
たまにはこういうのも良い経験になります。
いや〜今日もいい仕事したよね。
・・・いい破壊だろ。
]]>
宅建のボーリング大会とかがあって、
体のリズムが狂った感じです。
昨日も家に帰ると一気に脱落して何もやる気が起こりません。
やる気スイッチも全然やる気なし。
「今日はもう寝よう。ブログも1日休もう」
と思いましたが、それも気分的に良くないので、
ちょっとだけ書く事にします。
ちょっと前の話ですが、
お客さんとの打ち合わせの帰り道で
交差点の信号が赤になって止まていた時の事。
その交差点はTの字の道で僕が止まっていたのは
Tの横棒と縦棒の交差する点でした。
正面には電気工事の車が止まっていて何らかの
作業をしていました。
同じ建設業の方が工事をしている所に出くわすと、
「ご苦労様」とか「忙しそうでいいな」とか
「大変だなあ」などなどと思って見てしまいます。
何気に工事を見ていた時、その向こうに立っていた看板に
目が留まりました。
その看板がこれ。
こういうの時々見かけます。
テレビでもちょくちょく紹介されているので、
この看板を見てもすごく驚きはしませんが、
「そんな社会なんだな・・・」とつくづく感じます。
かく言う僕も亡くなった会長は永代納骨なので、
やや似たような事をしています。
一応言っておきますが、会長は生前に自分の永代供養を
自ら申し込みに行って、臨終の時に
「わしが死んだらこの書類と骨を持って行ってくれ」
と言付けました。
言い訳する訳ではありませんが、永代納骨は会長自身の意思です。
なんかなぁ・・・と、当時は複雑な気分でした。
僕の年齢になると、回りの友達からも
「そろそろ考えないとな・・・」なんて発言を聞きます。
スマホでお墓参りがいいのか?よくないのか?
の答えは人それぞれで正解は無いと思っていますが、
それでも「スマホでお参り」と言うのは個人的には
「どうなんだろう?」と考えます。
僕はどうするかな?
例え「永代納骨」や「樹木葬」にした所で、
お墓に入ってないだけで、そこに行けば「居る」ので、
家族とか子孫は多少なりとも気を使う事になります。
・・・「放置」されるかもしれんが。
だったらいっその事「骨は海にでも散骨してくれ!」
と、真剣に思います。
海洋汚染だ!と非難されるのかなあ?
最後の最後まで迷惑を掛ける奴。
]]>
これ去年初めてやった事業だったんですが、
予想以上の盛り上がりだったので、
今年もやる事になったんです。
宅建協会の中で僕は会員支援委員会と言うのに
所属していて、ボーリングは僕の委員会の担当です。
会場の準備があるので2時間前に開場に行くと
誰も居ません。
・・・当たり前か。
これ、なかなかお目にかかれない光景。
しばらく見入っていました。
今回の大会はブロック対抗です。
僕が居る碧海支部(へきかいしぶ)は
刈谷市、安城市、知立市、碧南市、高浜市で構成されています。
各支部をブロックと呼んでいてそのブロックで対抗戦をやるのですが、
碧南市と高浜市は人数が少ないので合同でやります。
刈谷ブロック、安城ブロック、知立ブロック、碧南高浜ブロック
の合計4支部で競います。
順位に応じて商品も出されます。
僕は商品の調達係もしています。
今回用意した商品はこんな感じ。
1位は季節のフルーツ詰め合わせ。
見た目はよく見る果物ですが、
1つ1つがブランド物で結構高かった。
2位はレトルトカレー。
なるべく普段見ないやつを用意してみました。
知らないレトルトカレーってなかなか買わないから試食感覚。
3位はカップ麺。
これもいろいろ揃えてみました。
・・・実はこれが一番人気だった。
4位は駄菓子。
全部で265個あります。
たまには童心に帰って駄菓子たべるのもいいかも?
参加者36名でスタート!
ほとんど全員が
「いや〜ボーリングなんて去年の支部のボーリング大会以来だよ」
と言う方ばかり。
ハッキリ言いますが、レベルは高くはありません。
ま、レベルなんてどうでもいいんです楽しければ。
2ゲームやって平均点で競います。
(各ブロックで人数が違うので平均)
僕が居る知立ブロックは?と言うと、
2位でした。
個人的にはこれが一番良かったので1位になれなくても
嬉しかったです。
知立ブロックは非常に団結していて、
2位だったけど優勝した様なノリ。
カレーは77個用意して、知立ブロックは7人の参加者だたので
1人11個のカレーを頂きました。
超嬉し〜!!これで当分の間はお昼ご飯に困りません。
・・・毎日カレーかよ!
ボーリングが終わったら解散ですが、
僕の委員会は「反省会」と言う名の飲み会。
「たまには飲んでみるか!」
と言う気持ちでしたが、景品を運ぶために車で来ていたので、
せめて気分だけでもとノンアルビール。
最近のノンアルってかなりビールに近いテイストに
なって来ましたよね。
ノンアルで気分だけは酔ぱらい。
これで僕の宅建での今年度の事業は全て終了しました。
次年度が始まるまではシーズンオフとなるので、
しばらくの間は本来の業務に集中します。
えっと・・・本来の業務って何だっけ?
最近は優秀なスタッフのお陰で僕が居なくても
仕事が進んで行くので気づいた時には終わっる事が多いです。
って事は僕は要らないって事じゃんね。
宅建の仕事も一旦終わったし、会社に居場所が無いので
どこか遠くに出掛けるか・・・
・・・・・探さないでください。
]]>連絡が来ました。
その内容と言うのが、このお宅は区画整理で
立ち退きをします。
つまり家を解体して出て行く。
(本人は現在は実家に戻っていて家は空き家)
区画整理などで立ち退きをする場合は、
区画整理をしている事業者から立ち退き費用が支払われます。
その為、お客さん自身が出費をする心配はありません。
で、その立ち退き費用がいくらになるのか?は、
事業者が査定して金額を提示します。
その金額でOKなら契約・・・と言う流れなのですが、
金額に不服がある場合は交渉が始まります。
今回もその交渉が行われているのですが、
このお宅は途中で増築しています。
「その増築部分は一部が鉄骨だから査定額を上げて欲しい!」
と、お客さんは言うのですが、実際に一部が鉄骨なのかどうか?は
一見しただけでは分からないんです。
そこで僕に「鉄骨が使ってあるのかどうか?を確認して欲しい!」
と頼んで来たんです。
僕が手掛けた建物ならすぐに答えを出せるのですが、
増築した時は僕はまだ共栄建設には居なかったので、
全く分からないんです。
じゃあどうしたらいいのか?と言うと、
答えは簡単で一部を破壊してそこから中の様子を見るしかないです。
今週に事業者さんと僕と、事業者さんが頼んだ調査会社の人が来て、
皆で見てみよう!と言う話になっています。
昨日、それに先立って建物の状態を見に行って来ました。
こんな建物。
人が住まなくなって数年が経過していて、
僕の車が駐車してあるすぐ後ろはここだけ熱帯雨林気候になっています。
倉庫の中には土蜂が立派な巣を作っていました。
誰も居ないから余裕ぶっこいて作っているので
かなり御立派。
(壺を逆さまにしたみたい)
家の中は丁寧に使っていたのですこぶる綺麗です。
壊すの勿体ないなあ・・・。
会社の資料室を物色していたら増築の時の図面が出て来ました。
共栄建設は創立当社からの図面を律儀に取っています。
(全部じゃあないけどね)
こういう時は非常に助かります。
粗末な図面だなあ・・・。
大まかな間取りが書いてあるだけで、
詳細なんてどこにも書いて無いし、
仕様も全く書かれていません。
これでよく作ったな。
ま、アバウトな時代だったからなぁ。
部屋の中から何か手がかりはないものか?
ジロジロ見てみましたが全然分かりません。
見た感じは木造で十分作れる構造です。
「これ本当に鉄骨使ってるのか?」
正直、ちょっと疑う所です。
ちなみに図面上は木造。
床下点検口から奥を覗いて何かないか?
見てみましたが全然分からんかった。
増築部分の隣の和室の物入れの上にも
点検口があったので覗いてみました。
隣の部屋との間は昔ながらの土壁があって、
向うが見えなかったのですが、お客さんから了承を得て
ちょっとだけ土を落として向う側を覗いてみました。
すると!!
「あ!鉄骨の梁だ!」
お客さんの言う通りでした。
ちょっと感動。
取り合えず事業者さんに報告したら
「え!ホントですか?」
と、驚いていました。
ま、そうだよね。
この程度・・・と言ったら失礼ですが、
これくらいの構造体なら木造で十分対応できます。
どうしてそうなったのか?
当時は会長が仕切っていましたが、
会長は何を思ってこんな構造にしたのか?
いろいろ疑問です。
部分的であれ鉄骨が使われていた事が分かったので、
査定に影響が出て来ます。
お客さんの商魂たくましいなあ・・・。
これでも僕も経営者なので、
お客さんを見習うべき所なのかも?しれませんが、
僕の目指している所はそうではないので、
参考程度で留めておきます。
え?僕の目指している所?
それはね・・・恥ずかしいからナイショ。
「世間に言うのが恥ずかしいくらい良からぬ事を考えているのか?」
そうだよ、秘密結社を組織して世界征服を狙ってるんだよ!
ショッカーじゃん!
・・・最近・・・落ちが古いな。
]]>
やれトイレが詰まっただのと新築の話なんて
してないので、今日は新築の話をします。
・・・もう新築やってないと思われてたりして。
1月29日のブログで地鎮祭をやった事を書きましたが、
その基礎工事が進んでいます。
地鎮祭の時にアップした写真がこれ。
黄色い線で囲われた所が敷地です。
かなり広くて約90坪程あります。
基礎工事はこんな感じ。
最近の住宅の基礎は「べた基礎」と呼ばれる基礎がほとんどで、
まず地面にコンクリートを打設して、その上に基礎を作って行きます。
地面にコンクリートを打った所に「型枠(かたわく)」と呼ばれる
枠を作って行って、そこにコンクリートを入れて行きます。
型枠に沢山の棒で支えが取ってありますが、
コンクリートを流し込むと型枠にすごい圧力が掛かります。
しっかり支えていないと型枠が外れてしまうんです。
万が一型枠が外れたら自体は最悪です。
コンクリートを全て取り払って最初からやり直しになります。
型枠にコンクリートを流し込んだ所がこんな感じ。
プリンを作る時と同じ感じです。
入れている物が違うだけ。
型枠の所々にこんな板が乗っかっている部分があります。
これは何か?と言うと、この部分は型枠こそ続いていますが、
中は空洞になっています。
建物の基礎は2つの理由で所々が切れています。
1つは風を通す為。
基礎が完全に囲われていると空気が滞ってしまいます。
そうなると、湿気が溜まってカビたり木材が腐食したりします。
2つ目は点検する為。
家を建ててから床下を点検したりする為です。
囲ってしまうと人が入って行けなくなるからね。
また、将来何らかの工事をする時にも必要です。
型枠の中に板が仕込んであってコンクリートを
通せんぼしてあります。
板を外して中を見るとこんな。
子供の頃によく作った秘密基地みたい。
この時は型枠の中にコンクリートを打ったすぐ後。
基礎屋さんはコンクリートの表面をコテと言う道具を使って
平らに均(なら)していました。
一応確認。
別に疑っている訳ではないです。
自分で見ないと気が済まないので
ダメ押し?で見るんです。
仕上げの美しさも合わせて見ます。
例え家が完成したら完全に見えなくなる部分ですが、
どうせ作るなら見えない所も気を使いたい!
と、僕は考えます。
仮に同業者が見ても笑われない様にと言う思いもあります。
お客さんが住むと、お披露目で友達が見に来ます。
その中に建築業の人が居て難癖付けられると
お客さんは良い気がしないので、極力お客さんの顔に
泥を塗らない様に心がけます。
・・・ま、友達の家のお披露目に来て仮に仕上げが気に入らなくて
難癖付けて来る友達だったら、付き合わない方がいいかと・・・。
今の所、3月上旬に上棟予定で進んでいます。
完成は6月下旬かなあ?
天候次第で多少の前後があるかと思います。
所でこの家ですが、普通の家とはちょっと違うんです。
何が違うのか?・・・ま、それは追々紹介して行きますので
お楽しみに。
家(箱)の中身は何だろな?
・・・古すぎ!
]]>
既存住宅状況調査技術者の更新講習と言うのを
受けに行って来ました。
(建築士会は商工会議所ビルの9階にあります)
これ、いつも思いますが・・・名前長すぎ!
紙に書くの結構面倒なんだよ。
この資格は5年ごとに更新が来ます。
普段はこの講習の講師をしていますが、
今回は受講者として参加です。
いくら講師と言えども更新は免除!
・・・なんて事にはなりません。
いつもの癖でやや早めに会場に着くと
講習会の準備の真っ最中でした。
特にやる事もないので手伝おうとしたら、
「公私混同になってしまうので・・・」
と、咎められて指をしゃぶって見てました。
普段は自分が準備をしたり、
事前にテキストのチェックをしたりしていますが、
受講者の立場から見ると全く別の風景で見えます。
なんか変な気分。
講義は午後13時30分くらいから始まって
16時30分時に終わります。
(新規講習は1日掛かります)
その後、考査があって(30分)17時に
全てが終了します。
ちょっと受講風景はNGなのですが、
今回は30名程が受講していました。
講習会が終れば受講者も講師も関係ありません。
後片づけはお手伝いします。
疲れたー!
終ると緊張が解けて一気に脱落します。
普通ならそのまま帰途に就きますが、
昨日は、講習会が終了したらそのまま委員会に
突入します。
普段はウエブで行いますが、
昨日は行ったついでに出席したので久々に対面会議。
3人で写っていますが、今回は2人は受講者で、
もう1人は講師でした。
同じ委員会で受講者と講師が居るので
変な気分だった。
委員会は約1時間程で終ってやっとこさ家に帰れます。
ちなみに、講習会の時の考査はすぐに採点されます。
委員会の時に「僕、何点だった?」と聞いてみたら
「生田さんは満点でしたよ」との返答でした。
「凄いじゃん!」と思われた方がみえるかも?しれませんが、
この講習の考査はテキストを見てもOKなので
ちゃんと聞いていれば満点なんて難しくないんです。
とは言え講師としての面目は果たせたかな。
講師としての面目は保てたかもしれんが、
講師としての器はまだまだ未完成です。
また次年度から精進して器を完成させたいと思います。
歪んだ器・・・なんだろうけど。
]]>
ショールームに出掛けて来ました。
何をしに行ったのか?と言うと、
新商品の展示会があってこれを見に行ったんです。
昨日は水曜日。
ショールームはお休みの日です。
ショールームはどこでも基本は水曜休みが多いです。
新商品の展示会とかはショールームがお休みの時に
業者だけを集めて案内する事が多いんです。
一般のお客さんが見えると気を使うし、
業者は専門的な質問やきわどい話?をするので、
一般のお客さんが居るとハッキリ言ってやり難いんです。
今回の目玉はユニットバス。
下の写真のユニットバスはこれまでにない
画期的な事がやってあるのですが、何だか分かりますか?
答えはこれ!床です。
今までは白っぽい床しか無かったのですが、
木目の床が登場しました。
・・・他にもいろいろなデザインがありました。
従来のユニットバスはこんな感じ。
床は白っぽい感じです。
床が木目だとなとなく「部屋感」があって、
お風呂!・・・と言うよりは部屋と言う感じです。
今回は営業事務の野木森さんと、経理事務の加藤さんを
連れて行きました。
野木森さんは、お客さんとの打ち合わせで必要な知識。
加藤さんは、普段は事務をしていて住宅設備機器なんて物を
見る機会があまり無いので社会見学です。
美女2人に囲まれて所長が絶口調で説明していました。
・・・なんか僕は蚊帳の外。
部屋の隅っこで静かに過ごします。
すみっこぐらし。
もう1つの目玉があって、それがこれ!
何やらタオルがぶら下がっていますね。
これはランドリーパイプです。
ちょっと分かりにくいですが、
2列になっていて、両端のレールに繋がっていて
そこをスライドします。
これ今までに無かった発想。
最近は室内干しする方が増えて来たので、
ニーズに答えた?商品。
今までのランドリーパイプはこんなんだったので、
かなり進化しましたね。
・・・ただ・・・値段が高かった。
定価で10万とかするみたい。
この発想はなかなか斬新でいいかもな。
ただ・・・1つ言わせてもらうと・・・
別に喧嘩売るつもりではないですが・・・
これ僕なら簡単に作れそう。
自分で作って半額くらいで販売してみるか?
・・・完全に喧嘩売ってる。
浴槽も従来の物より長く作られていて、
背が高い人でも極力足を延ばせられる様に
出来ています。
試しに浴槽に落ち着いてみましたが、
確かに今までより足が出せます。
他にもいろいろと新しい試みがありました。
全部紹介すると長くなるので割愛しますが、
去年より今年、今年より来年・・・と、日進月歩で
絶えず進化して行きますね。
進化しないのは僕ぐらいかもしれんな。
進化どころか退化してる気すらする。
生きた化石と呼ばれる日も近いかも?
・・・既にそう呼ばれてたりして(-_-;)
]]>
最初に連絡をもらって見に行ったら、
「これは交換するしかないな・・・」
と言う状況だったので、問答無用で交換する事になりました。
こんなお宅。
かなり立派な建物です。
足場を立てて作業開始です。
古い樋を外した物がこれ。
銅製の高価な樋なのですが、
長年の風雨に晒されて樋の底にポコポコ穴が開いています。
これじゃあ樋の役目を全く果たしませんね。
雨樋の交換は樋受け(というけ)金物と言う部材を
取り付ける事から始まります。
樋は水が流れる所なので勾配が付いています。
メーカーの施工説明書によると1mに付き1?の勾配・・・
とありますが、職人さんは
「それだと風で飛んで来た砂とか落ち葉が底に溜まると
水が流れにくくなるから7分勾配でやる」
と言います。
7分・・・時間ではありません。
「ななぶ」勾配と読みます。
1分は約0.3?なので2.1?ってとこです。
つまりマニュアルの倍の勾配で流します。
水上・・・つまり上流ね・・
に基準の金物を付けて、水上から1mに付き約2.1?の勾配で
水下(下流)に向かって金物を付けます。
仮に樋の長さが10mあるとしたら、
その高低差は2.1?と言う事になります。
そこで職人さんは上流から10m行った所に
上流の金物の高さから2.1?下がった所に
金物を取り付けるのですが、
「そんな正確な寸法をどうやって計るの?」
と言うと、何と!目分量・・・だったりします。
そんなんで大丈夫なのか?と思いますよね。
でもね、熟練の職人さんの目分量って機械より正確なんです。
正に職人技!
上流と下流に金物を付けたらそこに糸を引いて、
間の金物は糸に合わせて付けて行きます。
金物が取り付いた所。
金物は約60?間隔で付けて行きます。
金物の間隔は取り付ける樋の種類などによって決められます。
金物が付いたら樋を付けて行きます。
今回の樋は塩ビ(えんび)と呼んでいる物で、
正式には塩化ビニール樋と言います。
ま、簡単に言うとプラスチック製。
これなら錆びる事はありません。
取付は手作業。
金物に樋がガシッとはまる様になっています。
完成!
真っすぐに伸びた樋が美しいです。
写真で見ると水平に樋が付いている様に見えますが、
ちゃんと勾配が付いています。
ちょっと角度を変えて見ると分かるかな?
樋の中心部がちょっと高くなっていて、
それを起点に向うとこっちで段々下がって来ていますよね。
樋の淵に目を合わせてみるとよく分かります。
これを目分量で付けるって・・・一体どんな目をしてるんだ?
目の中に物差しが入っているに違いない!
改造人間だな。
金物がちゃんと付いているか?樋にグラつきはないか?
などなどを1つ1つチェックします。
別に職人さんを疑っている訳ではありません。
最後は自分の目でも確認するんです。
職人と言えども人の子です。
たまには間違えたりする事だってあります。
・・・信じてないじゃん!
昨日のブログでも職人さんの仕事の模様をお伝えしましたが、
職人の技って本当に凄いです。
これが同じ人間か?と、時々思う事があります。
一人前の職人になるには時間が掛かります。
その上、建築業は世間で言う所の3Kなので、
なり手が少ないんですよね。
「あと10年したら本当に職人が減ってしまって、
思う様に仕事が出来なくなるんじゃないのか?」
いつもそんな心配をしています。
誰か職人目指さない?
10年頑張れば仕事に困る事はないし稼げますよ。
稼いでも忙しくて使う暇が無いので
どんどん貯金が貯まりますよ!
・・・それはそれで嫌か・・・。
]]>
と、依頼を受けました。
この家の玄関は引き違い戸のタイプで、
既製品では無く職人さんの製作による物。
そうなるとカギを用意してドライバーで取付・・・
とは行かず、鍵は用意しますが職人さんに取り付けて
もらう他無いです。
いつもお世話になっている建具屋さんが来て交換してくれるのですが、
戸を開けるや否や「ちょっと戸が重いな」と言い出します。
鍵の交換だけに頭が行って、戸の重さの事に
気づきませんでした。
「戸車交換した方がいいね。・・・でも戸車あるの?」
と聞いたら
「最初に話を聞いた時に、
多分そんな事だろうと思って持って来てるよ」
との心強い言葉が返って来ました。
こういう職人さんに恵まれた僕は本当に幸せ者だと思いました。
まずは戸車の交換です。
戸を外して今付いている戸車を外します。
案の定、ローラーの心棒がかなりすり減っていてローラーがグラグラでした。
下の写真の右が新しいやつで左が古いやつ。
写真だと分かりませんが、ローラーを回すと
古い方はぐらつきながら回転します。
また、戸車自体の大きさも新しい方はちょっと大き目で
頑丈です。
ローラーの直径は同じ。
ローラーがぐらついた状態で戸を引くと、
レールの上をローラーが蛇行するので戸が重くなります。
戸車を交換して今までの様に戸を開けたら、
戸が凄まじい勢いで開いてビックリしました。
・・・こんなに違うんだ。
戸車を交換したら本題のカギを交換します。
こんな鍵。
室内側はレバー式です。
レバーを上下する事でロックが掛るので楽です。
いきなりドリルで穴を開け始めました。
さすが職人!迷いなくドリルを回します。
これ僕だったらビクビクしながらやるんだろうな。
大まかに穴を開けたら、今度はノミを取り出して
細かく刻んで行きます。
ここも迷いなし!
・・・当たり前か。
正確無比な作業に思わずジーッと見入ってしまいました。
職人さんの作業風景って見ていて飽きません。
かなり細かい作業を「当たり前じゃん!」ってな感じで
進めて行きます。
この間(かん)、僕に
「どうだ最近は?忙しいか?」
なんて世間話を笑顔で話して来ます。
手元狂わないでね・・・と内心思う事もありますが、
当然の様に作業を進めて行きます。
すげーぜ!
取付完了しました。
下の写真は戸の裏側から見た所ですが、
よく見て下さい。
金物のプレートがピッタリ入っています。
角度を変えて見るとこんな感じ。
全く隙間がありません。
手作業でこんなに正確に掘り込めるんですね。
長年培って来た技術って本当に凄いと感心します。
正面から見るとこんな感じで仕上がっています。
最初はこれ!
昭和と令和の違い?
お客さんに試しに開け閉めしてもらいます。
今までの間隔で戸を引くと、戸がすごい勢いで開いて
勢い余って反対側の枠にぶち当たって戻って来たので
メッチャ驚いていました。
「ものすごく軽くなった♪鍵も閉め易い♪流石ですね」
と喜んでくれました。
「まあこんなもんですよ」
とドヤ顔しておきましたが・・・やったのは職人さん。
(あたかも自分でやったかの様な顔してます)
工業化が進んでいる昨今ですが、
まだまだ職人さんによる手工業は必要です。
・・・と言うか、職人さんの技術には機械はいつまで経っても
追いつかないのでは?と個人的には思います。
ノミを入れる木を見て力加減を決める。
温度や湿度を感じてセメントに入れる水加減を調節する。
木の目を見て、将来木が反る事を考慮して板を貼る。
こんな事は機械では絶対無理です。
長年の経験や勘や培った技術で仕事をする職人さんは
心から「カッコいいな」と思います。
長年この仕事をして来た僕も職人の領域かなあ?
「社長!この部材、左右逆だよ!」
・・・たまにはこういう事もあります。
弘法筆の誤りって言うじゃん。
お前の場合は無謀な弘法だよ!
]]>ブロック会と言うのがありました。
僕が入っているのは碧海支部という所ですが、
これは安城、知立、刈谷、高浜、碧南の5つの市で
形成されています。
その碧海支部の各市をブロックと呼んでいて、
僕は知立ブロックになります。
このブロックで年に何回かブロック会と言う物が
行われます。
どんな事をするの?と言うと、
まあ・・・飲み会ですね。
でも、ただ飲んで終わり!と言う訳ではなく、
支部の幹事会で決まった重要事項を報告したり、
2月7日のブログに書いた「知立市との土地利用懇談会」
の報告なんかもしたりします。
会場は知立市内の老舗のお店。
今回の参加者は9人。
知立ブロックは30社以上みえるのですが、
正直、会に積極的ではない人も多く居て、
参加者は少なめです。
今回は特に少ない。
普段は12〜15社くらい来ます。
僕は司会者。
早めに会場入りして次第の確認やら挨拶のリハーサルを
行います。
全体の進行をするのであまり「飲み会」
と言う感じにはなれませんね。
定刻通りに始まりました。
まずはブロック長の挨拶から始まって、
会長の挨拶、報告事項、ご歓談・・・と
セオリー通りの進行。
皆さん意外と?真剣に報告事項に目を通してます。
わざわざブロック会に出て来る人なので、
真面目に?取り組んでいる方が多いです。
じゃあ他の人は真面目に取り組んでないのか?と言うと、
僕に言わせると自分の仕事には真面目に取り組んでいるけど、
宅建協会の仕事は真面目に取り組んでいるとは思えません。
・・・相変らずオブラートに包めないなあ・・・。
ま、本当の事を言ってるつもりなので、
文句がある奴はいつでも受けて立ちますので、
噛みつきに来て下さい。
・・・だから嫌われるんだよね。
カンパーイ♪の音頭でご歓談が始まります。
僕のグラスはウーロン茶。
万が一再起不能になったおじさんを輸送する為にノンアル。
今回はお役は回って来ませんでした。
ここで僕も一息つきます。
・・・が、飲ん兵衛のおじさん達に「お湯割り」や
「アルコール」の注文を取りに行ったりするので、
なかなか落ち着いて食べられないんだよね。
サッサと食べてご機嫌取りに伺います。
・・・これ嫌味で言ってる訳ではありません・・念の為。
知立市と言う小さな地域での会合なので、
来ている人は全員が顔見知りです。
当然ハイオクが入るとテンションが上がって来ます。
最後は「縁も建て縄ではございますが・・・」
のお決まりの台詞と共に「締め!」。
司会の任から解放されて「ホッ」とする瞬間。
宅建のブロック会と言うと外部の人は
「どうせ飲み会なんでしょ!」と呆れた様な顔をする人も居ますが、
個人的には「飲み会」とか「食事会」って
大切なお付き合いだと思います。
・・・度を越したらダメですが。
皆さんもこんな経験ありませんか?
何かの研修会とか会合で最後に懇親会に出たら
急に相手との距離が接近した・・・なんて事。
個人的には家にサッサと帰りたい派ですが、
こういう席に出る事で、仕事への繋がりとか
人間関係の円滑とかが出来易いと思うし、
もしかしてもしかしたら生涯付き合える友達が
出来るかも?しれません。
・・・逆に嫌な思いをする事もありますが・・・。
折角の機会なので何か1つでも得て帰りたいと思います。
転んでもタダでは起きない。
貧乏性かなあ?
・・・え!今頃気づいた?
]]>
内容は?と言うと、この方は玄関ドアに付いている
クローザーと呼ばれる部品を自分で交換しようとして
部品を手に入れて来たのですが、
いざ交換!・・・と言う段になって
「やっぱり無理かも・・・」と思って僕に連絡して来たんです。
正直、賢明な判断だと思います。
これやってみると分かるのですが、
簡単そうに見えて意外と手間なんです。
玄関ドアはこんな感じ。
・・・う〜ん、時代を感じます。
昭和のドアだな。
聞いてみたら約50年くらいが経過しているとの事。
ドアクローザーはこの部品。
これはドアが風などで勢いよく開いたり閉まったりしない様に
油圧とバネの力を借りてドアがゆっくり閉まる様にする部品。
50年前も現在も、その仕組みはほぼ同じ。
クローザーの上を見てみたらオイルが吹き出していました。
かなり前にオイルが抜けていた様で、
オイルの後が黒ずんでいます。
触るとベタベタしています。
これじゃあドアはバタンバタンします。
まずは古いクローザー本体を取り外します。
アームと呼ばれる腕を先に外してから
本体を外します。
アームを付けた状態で本体を外すと、
バネの力で本体が持って行かれてケガの原因になります。
簡単そうにやっていますが、
順序を間違えるとケガの元になるので、
素人はなるべく手を出さない方が無難です。
古いやつを外したら新しいクローザーを取り付けます。
いつもこの時に慎重になるのが、古いクローザーの
取り付けネジの位置と新しい物の位置が同じかどうか?です。
同じなら問題ありませんが、位置が違うと
新しくビス穴を開け直さなくてはいけなくなります。
これほとんどの物が同じ規格でできていますが、
また〜に違うのがあるんだよね。
今回は同じ穴位置だったので、そのまま取り付けます。
本体が取り付いたらアームも新しい物を付けて完成です。
・・・が、写真を見ると古いアームが付いていますよね。
新しいアームを付けようとしたらアームの方は
取り付けビスの位置が違っていたんです。
「じゃあ新しく穴を開け直そう!」
と、思ったのですが、古いビス穴と新しいビス穴の位置が
ほんのちょっと違うだけなので、新しく穴を開けると
古い穴に干渉して必要以上に大きな穴が開いてしまいます。
こりゃー困ったね。
こういう時はどうするのか?と言うと、
ドア枠のアームがビス留めされている所にアルミ製の板を取り付けて、
その板にビス穴を開けてアームを取り付けるのですが、
お客さんから「大事になるなら古い物で納まるなら
そのまま使って欲しい」と言われて、
付けてみたら見事付きました。
・・・ま、この部分もどれも同じ形をしているので
付く事が多いです。
(古いやつと新しいやつとのハイブリット?)
最後にちゃんと閉まるか?をテスト。
気持ちよく閉まりました♪
今まではオイルが抜けてブランブランだったのが
スーッと閉まって行く様は見ていて気持ちいいですね。
「もう自分でやろう!なんて思わずに共栄さん呼ぶね」
と、お客さんに言われました。
正直に話すと、
やり方を全く知らない人が下手にやって
取り返しがつかない事態になってから呼ばれるのであれば
是非とも初めから呼んで欲しいです。
大惨事になってからだと掛かる費用も高くなってしまいます。
ちょっと話が外れますが、
お客さんからよく、取り返しが付かなくなってから呼ばれる事に
こんな物があります。
窓の鍵です。
鍵の持ち手の所が折れたり外れたりして、
ホームセンターで手に入れて来るのですが、
これ見てみると鍵の上下でビスで留まっているだけに見えるので、
このビスを外してしまうのですが、
もしも2か所とも外してしまうと大惨事になります。
このビスはサッシの裏側に「当て板」と呼ばれる
ビス穴の切ってある金属の板があって、
板は2つのビスで留まっているんです。
ビスを2つとも同時に外すと、
この当て板が下に落ちてビスが留まらなくなります。
そうなると最悪はサッシを一旦バラシて板を取って
再度組み立て・・・と言う目も当たられないシナリオになります。
「君子危うきに近寄らず」とはなかなか良く出来た諺です。
僕は「君子」ではないので、いつも危うきに近づいて
痛い目を見てばかりだ。
こう言うのを無鉄砲と言う。
・・・もう少し大人になろうね。
]]>
相談を受けました。
相談は旦那さんのご実家を売却したいと言う内容でした。
まずは現地を見に行きます。
会社から高速を使って約1時間くらいの所。
場所は新城市です。
現地は現在は誰も住んでいない状態です。
こんな感じ。
この写真を見ると「なんか山奥じゃない?」
と、感じるかもしれませんが、確かに田舎ではありますが、
JRの駅まで徒歩3分くらいの所。
上の写真で右に伸びてる道にガードレールが伸びていますが、
これが橋になっています。
約100mくらいかな?
車が2台すれ違いをするのが難しい道幅。
橋から下を見てみると、結構な高度感。
写真だと分かりにくいですが水は綺麗です。
夏なら水遊び出来そう。
建物の図面などはないとの事なので、
取り合えず間取りを記録します。
なんか耐震診断してる様な錯覚に陥りました。
・・・ま、やってる事はほぼ同じ。
1時間くらいで調査は終わりました。
調査が終わったらお昼近くでした。
「よし!どっかでお昼ご飯食べて帰ろう」
そう思っていたら「道の駅」の看板が。
現場から車で10分くらいの所に
「道の駅 もっくる新城」がありました。
ここ時々テレビで放送されている所です。
この日は平日だったので空いていました。
中にあるレストラン?食堂?でお昼ご飯。
回りにはサラリーマン風の方や職人さん達が来て
お昼休憩してました。
僕が食べたのはこんなやつ。
メニューの名前は忘れましたが、
鶏肉をゴボウで巻いて秘伝のタレを付けて焼いたやつ。
この辺りは地鶏が有名みたいです。
他にも「唐揚げ定食」や「鳥の丸焼き定食」みたいな感じの物もありました。
どれにしようか?5分くらい悩みました。
味はすごい美味しかったです。
近いうちにリピートしたいです。
・・・あ、そうか、物件が売れれば何回かは来る事になるな。
頑張って販売しよう。
(ご飯と味噌汁はおかわり出来る様です)
お客さんの了解を頂いたので物件資料を
掲載します。
建物の図面が載っていますが、
参考までに載せてあるだけで、解体更地渡しです。
※希望があれば建物は残します。
約60坪あって500万円です。
ちょっといい車買うくらい。
共栄建設の付近の土地の価格から考えると
信じられないくらい安いです。
当然、固定資産税も安い。
JRの駅もすぐ近くて、新東名の新城インターも近くです。
すぐ横を流れる川は綺麗で夏には水遊びが出来て、
何と!”道の駅、もっくる新城”がすぐ!
別荘用地としてもいいかもしれません。
今日から販売開始します。
興味のある方は気軽に声掛けて下さい。
詳しい資料をお送りします。
現地を見学したい方は宜しければ僕がご案内します。
良かったら、お昼くらいに出掛けて
「もっくる」でお昼ご飯なんて如何ですか?
たまには息抜きも大事です。
お前いつも息抜きしてるじゃん!
]]>
「知立市土地利用懇談会」なるものに参加して来ました。
これは僕が所属する宅建協会がやっているもので、
何をやっているのか?と言うと、
例えば「知立市の下水道計画はどんな感じなのか?」とか
「次年度の耐震改修の補助事業は継続するのか?」なんて事を
話し合う真面目な懇談会です。
「そんな大それた会を公民館でやるの?」
と思われがちですが、知立市の中央公民館は
市役所と同じ場所にあって、ここにはホールや
会議室や文化教師室用の部屋などなどがあって、
一般的な公民館より規模がデカいです。
知立市役所はこれですが、その奥の方・・・
・・・の2階建ての所が中央公民館。
市役所と見た目は一体化していますが、
中で2つに分かれています。
市役所のすぐお隣なので、
懇談会などのイベントはこちらで行われる事がほとんど。
今回は2階の会議室で行います。
ちょっと早めに出掛けて会場の設営。
設営は公民館の担当者さんの協力の下で
皆で行います。
設営が終わった所でリハーサルを行います。
今回は市長を始め、各関係の課の課長さん達が
出席するので、万全の態勢で臨みます。
午前10時から懇談会開始!
始めて参加する課長さんが沢山見えるので、
皆さんやや緊張した面持ち。
僕と顔見知りの建築課の課長さんなんて
「ねえねえ、今日はどんな感じなの?どうやればいいの?」
なんて事前に聞いて来ます。
「いつもの通りで大丈夫ですよ」
と、言いましたが普段見ない顔してました。
ついこの前お会いした市長さんは目が合うと
軽く会釈をくれました。
・・・なんか偉くなった錯覚に陥ります。
約90分の懇談会でした。
終るとその場でお片付け。
宅建の会員で片づけるのですが、
親切に課長さん達も手伝ってくれました。
知立市ってこんなアットホームな所がいいです。
他市でも同様な懇談会を開催しますが、
個人的な感想としては知立市が一番積極的な気がします。
片づけが終わった所でプチ反省会。
今回は何事も無く無事に終了して
皆さん緊張が抜けた表情。
知立市での開催と言う事で、
今回の懇談会は宅建協会の知立ブロックの監事で
全体のお膳立てをしたのですが、
無事に終わって一気に緊張が抜けて脱力感満載です。
去年の12月から準備してたので
なんか長かったです。
来年はもうやらないよね?
出来たら1年おきくらいにして欲しいなあ。
・・・と言うか、個人的には別にやらなくてもいいんじゃね?
と、思っています。
反対派!
この手の会って、事前に下ごしらえして当日は
あらかじめ出来た質疑応答を読み上げるだけです。
全然面白くねー。
・・・だったらそれをプリントして配ればいいだけじゃんね。
時間が勿体ないと思います。
台本無しでお互い腹を割った質問と応答をする!
これがいいと思います。
別に質問に対して答えられなければ
「ゴメン後日連絡するね」でいいし、
答えたくない無い内容だったら
「ちょっとそれは言えないなー」
でいいんです。
こっちはどんな答えが返って来ても、
何か文句を言うつもりはないし、
気を悪くする事もないです。
なんか「宅地建物取引業協会」と名が付くと
構えられるんだよね。
中身はただのおっさんの集まりだぞ。
来年も開催するなら
「今回はシナリオなしでないとやらない!」
と、発言してみるか。
そうなったら当日は支部長から
オブラート10箱くらい渡されるのかなあ?
・・・10箱じゃあ足らないと思う。
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いろいろ書いていたら長くなってしまいました。
ダラダラとすみません。
昨日のブログでお客さんの所の玄関錠の事を
書きましたが、類は友を呼ぶとは良くできた諺で、
次の日、別のお客さんから
「玄関の鍵の入りが悪いんだよねー」
と連絡が来ました。
キーを差し込んでみると確かにキーを差し込むと
引っかかる感じです。
何でキーの入りが悪くなるのか?は、
いろいろな原因があります。
◎シリンダーにゴミが詰まっている。
◎鍵穴の中の潤滑油が減っている
◎シリンダーの劣化
◎鍵の劣化や摩耗
だいたいこんな感じ。
こんな時はどうするのか?
最悪はシリンダー交換となりますが、
その前にいくつか方法があります。
まずやって欲しいのがこれ!
用意するのは鉛筆です。
これを鍵にヌリヌリします。
最近はディンプルキーがありますが、
これも同じ。
(ディンプルキーの場合は穴の中の掃除も大事)
すると鍵が入り易くなる事があります。
これは何でか?と言うと
鉛筆の芯に含まれる黒鉛には、
金属の滑りをよくする効果があるんです。
そのため、鉛筆の芯の部分を鍵の溝やくぼみに塗りこむことで、
鍵を回りやすくできる可能性があります。
濃い黒色の鉛筆にはよりたくさんの黒鉛が含まれているので、
使う鉛筆は「B」や「2B」などの種類がおすすめです。
それともう1つの方法はこれ!
潤滑油です。
・・・ただ、5−56とかの潤滑油はNGです。
鍵穴専用の潤滑油を必ず使って下さい。
これちょっと値段が高いのが難点。
上の写真のやつはホームセンターで買った物ですが、
こんな小さな物でだいたい700円〜1000円します。
↓これは使っちゃダメね。
何で普通の潤滑剤ではダメなのか?と言うと、
5−56とかは油性分なので鍵穴に吹き付けると
外からのホコリとか風で飛んできた粒の小さな砂とかが
入り込んで付着してしまうんです。
その状態で鍵を差すと鍵が摩耗したり、
ホコリを奥に押し込んで鍵が入りにくくなります。
専用の潤滑剤はパウダーの様な成分なので
鍵穴に易しいんです。
所で、キーってどんな材質で出来ていると思いますか?
最初に付いているメーカー純正の物は漢字で書くと
「洋白(ようはく)」と呼ばれる合金で出来ています。
洋白と言うのは銅と亜鉛とニッケルの合金です。
身近な物で言うと500円玉が洋白。
これは強度が強くて加工が容易で錆びにくいと言う
理由から使われています。
これに対して、
スペアキーを作る時に鍵屋さんで使われているのは
「黄銅(おうどう)」と呼ばれている合金がほとんど。
黄銅は銅と亜鉛の合金です。
5円玉がこの材質。
※黄銅で亜鉛の比率が20%以上の物は真鍮と呼ばれます。
お店では何故黄銅が扱われているのか?と言うと、
加工が簡単だからです。
その場で素早く簡単に安く作る必要があるからね。
メーカー純正のキーを頼むとかなり値段が高いのは、
メーカーだからと言うのもありますが、
使っている材料の問題もあるんです。
鍵穴用の潤滑剤・・・1つあると便利なので、
良かったら玄関に1本如何でしょうか?
上の方の写真の中身はこんな感じです。
かなり小さなスプレー。
細いノズルが付いていますが、
これを吹き付け口に付けて使いますが、
このノズル・・・すぐどっかに行っちゃうんだよね。
そこで、今日は1つの管理方法を紹介します。
まず用意するのはストロー・・・折れ曲がるやつ。
用意したストローの下の部分をノズルよりもやや長めに切ります。
そして下の穴を塞ぎます。
僕の場合はグルーガンで樹脂を詰めました。
別にグルーガンなんて使わずに、例えば木工用ボンドとか
発泡スチロールを詰める!でも全く問題無いです。
要はノズルがくっつかない様な「何か」が詰まっていればOK
グルーガンってこんなやつです。
100均に置いてありますが、200円します。
ここに別売りの樹脂のスティックを差し込んで
コンセントを差し込むと先端が熱を持って
樹脂を溶かします。
溶かした樹脂をストローに注入!
これ意外と便利で、折れたプラスチック製品の補修や、
あまり力が掛からない箇所での物の接着にも使えます。
樹脂が固まったら(5分くらい)ストローのジャバラの
所よりも1?くらい先で切ります。
これをスプレー本体にセロハンテープなどで
くっつけます。
ストローの中にノズルを入れて、
ジャバラを曲げれば完成。
使う時はジャバラを伸ばして逆さまにすればノズルが
出て来ます。
ストローは透明なやつを使うと中が見えて
管理し易いです。
今回は鉛筆とスプレーで復活しました。
鍵の抜き差しの時の鍵の引っ掛かりの対処は
全く技術は要らないので、
「最近、カギが引っ掛かるなぁ・・・」
という方は、是非やってみて下さい。
ブログの冒頭で「類は友を呼ぶ」なんて書きましたが、
そろそろ鍵のお友達は呼ばないで欲しいです。
そろそろ「新築」のお友達とか
「リフォーム」のお友達が来ないかなあ?
美味しいお茶とお菓子用意してあるんだけど。
用のない、変に鼻の利く友達が来そう。
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「玄関のカギ穴にキーを入れて回したら、中でキーが折れた!」
こんな連絡。
カギが金属疲労を起こして折れてしまった様ですが、
これ、たま〜にあります。
道具を揃えて出掛けました。
これは決して愚痴ではありませんが、
最近、僕の本来の仕事から段々遠ざかって行く気が・・・。
問題の玄関戸はこんなタイプ。
キーシリンダーは上下に合計2個付いています。
これだと片方に何らかの問題が起こっても、
もう片方があるので、取り合えずは何とかなります。
問題のキーシリンダーは上のやつ。
シリンダーを覗き込んでもキーは全く見えません。
キーを奥まで差し込んだ状態で折れたみたいです。
シリンダーから覗き込んでキーが見えていれば、
イチかバチかでキーを取り出す方法があるのですが、
キーが奥まで入り込んでいると方法は1つで、
シリンダーを外して分解するしかないです。
ドアからシリンダーを外して更にシリンダー自体も分解します。
詳しく載せると問題があるのでシリンダー自体を
分解した所からお送り致します。
シリンダーは種類がいろいろとあって、
その分解方法も様々です。
このシリンダーは比較的面倒なタイプ。
かなり細かい部品で構成されているので、
本当は会社に持ち帰って机の上で作業したい所ですが、
不用心になるので現場で分解します。
分解したシリンダーの片方に精密ドライバーを
差し込むと、キーが顔を出しました。
顔を出したキーの先端をラジオペンチで挟んで
抜き取ります。
以前、これを手で引き抜こうとしたら
手が滑って、せっかく出て来たキーを
元に戻してしまった・・・なんて黒歴史があるので、
慎重に作業します。
・・・思い出したくない事を思い出しちゃったよ。
取り出し成功!
シリンダーからキーが抜ける瞬間って
なんか気持ちいいです。
横で見ていたお客さんも思わず
「やったー!!!」と叫んでました。
キーが抜けたら後は元に戻して最後にお客さんに
スペアキーで確認してもらいます。
20年が経過しているので、シリンダーを組付ける時に
オイルを差しておいたので新品みたいに
スムーズな動きでした。
「バッチリOKです♪流石ですね」
と言われて
「ま、大した事無いですよ」と言っておきましたが、
内心は「良かったー!抜けて、ダメだったらどうしよう?」
と、思ってました。
会社に帰って改めて折れたキーを見てみると、
折れた個所の所に細かい傷が入っていました。
多分ですがキーを抜く時にやや斜めに引っ張って
抜く様な抜き方をしていたのかも?しれませんね。
所で、古い映画を見ていると鍵穴から向うの様子を覗く・・・
なんてシーンがありますよね。
あれは昔のカギの構造上見えてしまうのですが、
現代のカギはどんなカギであろうと、
意図して作らない限り向うが見える事はありません。
これは当然プライベートや犯罪の防止の為です。
・・・・・チェ
・・・って何考えてんだよ!
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ほんのちょっと前に正月だの初詣だのと騒いでいたのに
もう月が変わりました。
今年も残り11か月です。
「まだ11カ月もあるじゃん!」と見るか、
「あと11カ月しかない!」と見るかで、
1年の価値が違って来ると思います。
歳月は人を待たず・・・時間を大切に使いたいですね。
昨日も毎月恒例の豊川稲荷への御祈祷を受けに行って来ました。
2月の朝5時はまだ暗いです。
節分祭があるのか?境内は露店が並んでいました。
元日の時みたいです。
・・・1軒も開いていませんが。
受付をするとこんなバッチを貰いました。
・・・これ元日の時と同じじゃん!
と思っていたら、係りの方が
「節分まではお正月バージョンで行きます」
と説明してくれました。
頂いたバッチの看板がある部屋に入ります。
100人近くが入れる部屋でしたが、
そこに居たのは2人!
寂し過ぎる〜。
こういう時に何処に座るかで、その人の器が分かると
心理試験ではやっていますよね。
僕は歪んだ器なので畳の上に座ります。
・・・いや、何となく座りたくなって・・・
やっぱり歪んでる。
待っていると館内放送が入って
本殿へ行きますが、本殿の建物のすぐ脇に
「おみくじ所」があります。
昨日は灯が煌々と点いていました。
この時の時刻は5時15分くらい。
こんな時間におみくじを引いている人が居たら
「何でこんな時間に?」と、是非聞いてみたい所。
本殿の中は撮影禁止なので写真は撮れません。
でも、御祈祷の様子を皆さんに少しでもお見せしようと思って、
本殿に入る直前で撮ってみました。
本殿に入る所に大きな戸があるのですが、
その戸を開けた瞬間の風景。
これも本当にいいのか?・・・という所ですが、
本殿の中では撮っていないのでOK?
・・・限りなくグレーゾーン。
赤いジュータンが敷き詰められていて、
そこに正座して御祈祷を受けます。
とても分かりずらいですが、写真の左端の方に
正座が苦手な人や足の悪い人の為にイスが用意されています。
暖房なんて無いので結構寒いですが、
暖房が効いている部屋でぬくぬくと暖まって
御祈祷を受けると、何となくご利益がなくなる気がするので、
個人的にはこれでいいと思ってます。
御祈祷が終わると点心(精進料理)を頂きますが、
その席も正月バージョン!
こんな広い部屋にお膳が2膳・・・。
なんか申し訳ない気になります。
元日はこんな感じでした。
・・・全然違う・・・。
昨日の点心はこんな。
点心を頂くのはだいたい5時40分くらいですが、
この時間にこの量は僕にとっては殺人的な量です。
そこでいつも御祈祷の前日は晩御飯を通常の半分以下に
しています。
でも、一昨日はいろいろあってほとんど晩御飯を食べませんでした。
(深刻な理由ではありません。くだらない理由です)
その為、朝起きた時からお腹が空いていていました。
御祈祷に出掛ける様になって始めて点心が待ち遠しかったです。
空腹での点心はいつも以上に美味しく感じました。
点心はご飯のおかわりは出来ませんが、
唯一、味噌汁だけはおかわりできます。
・・・思わず3杯も飲んじゃったよ。
この味噌汁、個人的には大好きです。
コクがあって美味しい。
2月って他の付きより1〜2日、日にちが少ないです。
「2月は逃げる」なんて言葉がある様に
すぐに通り過ぎてしまうので、今月は特に時間を
大事に使いたいです。
うん?・・・って事は、次の点心を食べれっる日が
いつもより早く来るって事じゃん!やったー♪
・・・そんな事だから ろくな事ないのか・・・。
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昨日、耐震診断に行って来ました。
本当は今年度の耐震診断事業は終了しています。
・・・が、元日の能登地震の影響為だと思いますが、
今になって耐震診断の希望が寄せられて、
場合が場合なのでイレギュラーで行うみたいです。
嫌味っぽい言い方ですが、
災害が来て慌てて頼むのではなく、普段から防災意識を
持って欲しい所です。
今回の診断場所は会社から比較的近い所。
建物を見た時になんか違和感を感じました。
大きな家ですが、なんか建て方が変な気がしました。
診断を始めたら違和感の理由が分かりました。
この家は最初に建てた家に隣接して、
もう1軒家を建てて2軒の家を廊下などで繋いだ形状をしていました。
こういうの時々あります。
2軒の家を渡り廊下などで繋いで見た目上は
1軒にしている建物ですが、
建築学的にはこういうのを「構造上別棟」と呼んでいて、
1軒に見えていても2軒とみなします。
耐震診断は1回に付き1軒と決められているので、
どちらかしか診断出来ません。
ただ、今回の場合は後で建てた家の方が昭和59年で、
無料耐震診断の対象外だったので、
そもそも1軒しか診断出来ませんでした。
まずは建物の外周を見て図面を起こしつつ劣化具合を見て行きます。
外回りを見たら室内を見て、可能なら床下と屋根裏もチェックします。
所で、いつも屋根裏とか床下を見る時は
LEDの懐中電灯を使っていましたが、
新兵器?を投入しました。
LEDの投光器です。
これメッチャ明るいので奥の方までよく見えます。
こんな形状をしています。
なんか花みたいな形をしていますよね。
この花びらの部分は折り曲げる事が出来て、
コンパクトになったり、照射の範囲を変えたり出来ます。
点灯すると周りが昼の様に明るいです。
懐中電灯とはえらい違いだ。
これなら今まで見にくかった奥の方もよく見えるので、
より正確な診断が出来ます。
普段の仕事でも使えるので一石二鳥♪
一通りの診断を終えた所で、お客さんから
「もう1方の家の方も見られる範囲でいいから
なんとか見てもらえないですか?」
と、声を掛けられました。
こんな相談、時々あります。
こういう時はどうするのか?を以前、市の担当者に聞いた事があって、
その場で見た限りで分かる事であれば判断は委ねる!
・・・と言われました。
ま、せっかく来たんだし時間にも余裕があったので
分かる範囲で見てみました。
結果は見た範囲では特に問題無かったです。
お客さんは安心していました。
この辺りも、いつ大きな地震が来てもおかしくない!
と、ずーっと言われ続けています。
いざ!と言う時の為に備えをする様にして下さいね。
僕もちゃんと準備してあります。
食料、テント、トイレ、テーブル、イス、タープ・・・
キャンプか?
]]>地元の商店街の集まりの時に知立市長が見えて、
その時に市長に物申したら、次の日に市役所から連絡が来て
市長と直接話をする事になった・・・なんて事を書きましたが、
そのお話合いに昨日行って来ました。
会見の時間は午前9時から。
遅刻なんてとんでもない事なので早めに市役所に行きました。
いつも出掛けている知立市役所ですが、
昨日はなんだかいつもとは違う建物に見えます。
駐車場に着くと職員さん達が出勤していました。
こんなに早く市役所に行ったのは多分初めてかもしれんな。
お馴染みの建築課の前の椅子で時間待ちしてたのですが、
さすがに緊張する。
何か騒ぎを起こして校長室に呼ばれる学生の気分。
「市長に対して失礼極まりない!」
と、本当に起こられるかもしれないので、
より緊張します。
ちなみに服装は普段の作業着ですが、
正直スーツで行こうと最初は思っていましたが、
いやいや、今日は建築士と宅建士として話をしに行くので、
普段の僕で行こう!と思って作業着。
・・・実を言うと、この後すぐに耐震診断を控えていたのもある。
明日のブログでご報告します。
(ドキドキ)
約束の10分前に市長室に行くと、
応接室に通されました。
長年知立市役所には行っていますが、
始めて入る部屋です。
知立市役所の応接室ってこんな風なんだ。
椅子はフカフカで前のテーブルはやたらと大きい。
椅子のカバーが真っ白で市役所らしい・・・と言うか、
私たちはクリーンな姿勢でやっています!という印象。
上の写真の右の方に写っていますが、
これテレビでの何かの会見の時によく見るやつだ!
普段ならこの待ち時間の間にこの前で記念写真を撮る所ですが、
その間に市長が入って来たら「お前何やってるんだ?」
ってな事になるので、さすがにやめました。
・・・でも写真はしっかり撮った。
あ、言っておきますが、写真撮影は事前に了解貰ってます。
秘書の方に「多分二度と入る事がないので写真撮ってもいいですか?」
と言ったら笑われました。
待っていると緊張が高まります。
別に悪い事をした訳ではないのですが、
なにか怒られる様な気になります。
普段の素行が良くないからそう思うんだろうな。
(メッチャ緊張してる)
「お待たせしました」と市長が入って来たのですが、
市長以外にもう2人の方が見えました。
2人もド偉い方々でした。
「え?え?市長だけじゃあないの?
聞いてないよ!」
ド緊張の中、懇談会が始まりました。
「生田さんが市長に提言した4つの件につきまして・・・」
えっと・・・何言ったっけ?
一瞬真っ白になりましたが、
開き直っていつもの様にオブラート無しの爆裂トークしました。
言っておきますが、
別にクレームを言いに行った訳ではないですからね。
市役所で無料相談をやったり、耐震診断をやったり
する時にお客さんから言われる事や、
また普段僕が思う事で「こうした方がいいのでは?」
と、思う事を話して、今後は建築士会や宅建協会と
協力し合ってより良い運営をして行きましょう!
・・・みたいな話をしました。
(すげーアウェイ感)
約1時間くらいの懇談会でしたが、終わった後は
ものすごい脱力感。
緊張したー!・・・と言うより気遣いで疲れた。
これまで遠巻きにしか見た事ない人を3人も前にして
話をしたので気負いがありました。
今回話をしてみて、知立市長や今回出席して頂いた方々の
市政に対する熱い思いをすごく感じました。
特に市長。
非常にフレンドリーでフットワークが軽くて、
謙虚で寛容力が高いです。
正に「市長」としてこれ以上ふさわしい人は居ないのでは?
と、心から思いました。
器が大きいよな・・・。
僕の器は市長と比べるとオチョコ位しかないな。
仕方ないから派手な色にして台に乗せて
少しでも立派に見せよう。
そう言うのを「見掛け倒し」と言う。
]]>区画整理の為に、この作業場を移転する事となりました。
正直言うと、結構迷惑を感じていますが、
ま、仕方ない事だね。
作業場はこんな感じ。
新しい作業場を見つけて、去年の年末から
ボチボチと引っ越しをしていました。
おかげで年末は盆と正月と結婚式とお祭りと葬式が
同時に来たぐらい大変だった!
先週で引っ越しを終えて、先週末から今まで使っていた
作業場を解体しました。
まだ綺麗な建物なので壊すの勿体ないです。
作業場は敷地が広いので大型重機で一気に解体します。
重機の力ってすごいな。
作る時はちょっとずつしか出来て行かないのに
壊すのは一瞬です。
バリバリバリ!!!と、かなりの音が出るので、
前の道を通る人が思わず立ち止まって見物していました。
お昼から作業が始まって3時には3分の2が解体されていました。
平屋で中がガランドウなので解体も早いです。
マンガみたいに綺麗に3分の1が残っている所がなんか笑える。
この作業場は僕が図面を引いて、
上棟から完成まで見て来たので、
解体される様を見るのは本当に忍びなかったです。
長年付き合って来た戦友が引退する気持ち。
次の日の夕方には綺麗サッパリ更地になりました。
一昨日まであった建物が2日後には無くなっているって
なんだか変な気分。
ちなみに立ち退きをするのは共栄建設の作業場だけではなくて、
その周辺も全部立ち退きです。
作業場のお隣の家はまだ残っていますが、
その向こうはこんな感じ。
荒野!
こんな状況は今しか見られないから、
ある意味貴重な風景。
解体された作業場を見ていると、
今までの出来事が正に走馬灯の様に重い流れて行きます。
「今までありがとう・・・そしてご苦労様でした」
建物に挨拶?・・・と、言われるかもしれませんが、
僕にとっては建物では無く、
今日まで一緒にやって来た仲間です。
しばらくの間、沈黙を持って語り合いました。
傍から見たら、一人佇んでいる変な奴なんだろうな。
新しい作業場・・・新しいと言っても新築ではありませんが・・
も会社から近い所にありますが、まだまだ片付いていないので、
これから徐々に整理して行きます。
夏に汗だくになった時用にシャワールームを作って、
休憩室にはバーカウンターを作って、敷地が広いから
プールも作ろう!
なかなかいいでしょう?
会社のスタッフが働きやすい環境を作るのは社長の義務だからね。
唯一の欠点は誰も仕事しなくなると言う所だけど・・・。
]]>
家を建てた事がある方ならやった方が多いと思いますが、
地鎮祭と言うのは、その土地の土地神様に新しく家を
建てる事への許しと挨拶をする行事です。
今回建築する土地はかなり広くて約100坪あります。
オレンジ色の線が引かれている所。
これだけ土地が大きいと建築中は工事車両を置いたり、
材料を置いたり出来るのでメッチャ助かります。
昨日は日曜日でした。
共栄建設はお休みなので地鎮祭への出席は僕だけです。
いつもなら監督の松田君とか営業事務の野木森さんが
準備を手伝ってくれるのですが昨日は僕だけ。
ちょっと寂しい。
あ!・・・宮司さんも一緒に手伝ってくれました。
この宮司さん、愛知県の中の宮司さんの中では
かなり偉い方らしいのですが、非常に低姿勢で謙虚です。
・・・爪の垢貰おうかな?
こんな感じで祭壇が完成。
地鎮祭の祭壇にお供えする物は決まりがあって、
「塩」、「米」、「酒」、「海の幸」、「山の幸」、「野の幸」
をお供えします。
準備が整ったら厳かに地鎮祭が始まります。
地鎮祭は僕は何回も参加していますが、
お客さんは初めての方が多いのでちょっと緊張した面持ち。
この緊張とちょっと張り詰めた空気が個人的には
好きです。
「よし!(仕事を)始めるぞ!」
と言う気持ちになります。
・・・今回は諸事情があって、工事は既に始まっていますが・・。
また新しい現場が始まるな・・・
今回は何が起こるんだろう?
建築って計画通りにはなかなか進みません。
天候、設計変更、業者の都合・・・
いろいろな事が重なりながら1軒の家が建ち上がります。
これからの事を思うと緊張や不安や楽しみがあります。
何件も家を建てていますが、これだけは慣れる事がありません。
僕は地鎮祭の時に自分の気持ちを整えます。
よし!頑張るぞ!・・・みたいな感じ。
所で、地鎮祭についてお客さんから
「地鎮祭って宮司さんにはいくら支払えばいいんですか?」
とよく聞かれます。
これは会社や宮司さんによって金額が変わると思いますが、
共栄建設の場合は3万円です。
多分ですが3万〜5万円が一般的だと思います。
ちなみに共栄建設の場合は、この3万円の中には、
御祈祷費用、お札、お供え物、雑費(竹とか縄)、
宮司さんの交通費が含まれています。
つまりお客さんは3万円を支払えば
後は何も用意しなくてもいい!って事です。
お供えは地鎮祭が終わると「お下がり」として
お客さんに差し上げるので下世話な話になりますが、
お客さんが実質的に負担する費用は多分2万円くらいだと思います。
他の会社さんだと「お供えはご自身で用意ください」
とか「会場設営日として1万円頂きます」
なんて言う所もあるみたいなので、
いつもお世話になっている宮司さんは
とても良心的だと思います。
共栄建設も地鎮祭の費用は頂いていません。
僕はボランティアで地鎮祭やってます。
・・・嫌味ではありません。
神様もきっと
「こいつはなかなか良心的じゃないか。
よし、1つ褒美をやろう!」
・・・と、きっと思っているに違いない。
褒美はいつくるのかな?神様。
まだ来ないけど・・・。
]]>
ちょっと季節が外れている感がありますが、
本当は去年の年末にやるつもりでした。
・・・が、忙しくてそれどころではなく、
「じゃあ年明け早々にやろう!」
と言う事になったのですが、
年明けもバタバタしていてこのタイミングになりました。
そもそも何で餅なんてつこう!と思ったのか?
と言うと、お客さんの所からこんな物を
貰った事が話の発端!
”餅つき機”です。
古いなあ・・・操作ボタンを見ると”昭和!”って感じです。
「これまだ動くじゃん!処分するなんて勿体ない!」
と言う言う事で譲り受けて(去年の秋ごろ)、
「折角だから餅をついてみよう!」
と言う運びになったんです。
餅つきなんて久しぶりだな・・・
もち米ってどうするんだったっけ?
以前は会社で餅つきしてたんですが、
もうやり方を忘れていたので、
毎年餅つきをしているお世話になっている会社の
社長のスシ君に聞いていろいろ教えてもらいました。
スシ君、ありがとう!助かったよ。
前日から米を研いで水に浸けておきます。
一昨日は雪が降る寒さだったので、
冷たかったよ。
そしていよいよ当日の11時頃から準備します。
何だかワクワクします。
「餅だけじゃあ寂しいから豚汁作りましょう!」
と、女性陣は豚汁作ってくれました。
お〜♪美味しそうじゃん。
共栄建設は事務の加藤さんが肉を食べないので、
豚肉の細切れは使わずに、
加藤さんがギリギリ何とか食べられるミンチを使います。
その間に僕は餅に浸けるソースを作ります。
皆さんの所では、お餅には何を付けて食べますか?
今回はこんな感じで用意しました。
「きな粉」、「砂糖醤油」、「大根おろし」です。
営業事務の野木森さんは”大根おろし”で
餅を食べた事ないそうで興味津々でした。
大根おろしって皆さんは使いませんか?
個人的には大好き。
そうこう言ってるうちに餅完成!
どれくらい食べるのか?全然分からなかったので、
もち米を機械のリミット一杯の一升作りました。
バレーボールくらいあります。
・・・ちょっと多いかも?
僕が餅を適当な大きさに分けて、
それを皆が突っつきます。
僕が苦労してる横で楽しく食べるスタッフ。
共栄建設では社長が一番身分が低い・・・あ、いやいや、
会社のスタッフの為に社長が尽くすのは当たり前です。
皆、楽しそうだね。
ピースサインとか出しやがって。
皆のお腹が満たされて来た所で
僕もいただきま〜す♪
つきたてのお餅ってホント美味しいですね。
最近はお餅をつくなんてあまりしなくなりましたよね。
でも、たまには食べたくなります。
そんな時は良かったら声掛けて下さい。
頂いた餅つき機をお貸しします。
一升炊くと5〜8人分くらいあります。
もちろん費用は頂きませんし、仮に使っている時に
壊れても、そもそも古い機械なので弁償しなくて大丈夫です。
ついたお餅が余っても、適当な大きさにして
冷蔵庫に入れておけばかなり持ちます。
何なら僕が持って行きますよ。
ついでに準備もしましょうか?
僕も好き放題お餅食べて帰ります。
・・・食い逃げじゃん
]]>
1本の電話が・・・。
電話の主は以前にリフォームを何度かやらせて頂いた
お客さんからでした。
「風呂のドアが外れて風呂に入れんのだわ!」
と言う内容でした。
風呂のドアが外れた?・・・なんで?
「どうしてそうなったんですか?」と聞いてみると、
「何もしてない、風呂のドアを開けようとしたら外れた
・・・でも、ちょっと強く開けたかも?」
なんて言われましたが、ちょっと強く開けたら外れたなんて
聞いた事無いです。
我が家も子供が小さい時に、力任せに風呂のドアを
開け閉めしていた事がありましたが、外れた事は
1度もありません。
ま、このままじゃあ風呂に入れないので、
緊急出動しました。
行ってみたら洗面所に風呂のドアが鎮座してました。
お風呂はフルオープン!
自信の無い人しか入れない状態です。
・・・と言うか、この状態で風呂に入ったら
洗面所は大洪水です。
どれどれ・・・ドアを見てみると
思わぬ事態になっていました。
下の写真はドアの上の角です。
凹んでいる所がありますが、ここにドアのレールを
滑るプラスティック製の部品が付きます。
写真は外してあります。
こんな部品。
これがドアの四隅に付いています。
上の部品と下の部品は形状が違っていて、
しかも上下ともに左用と右用があります。
つまり4つの部品が全部違う形状をしています。
結構面倒。
下の写真はドアの上に付く部品。
同じ様な形状をしていますが、よーく見ると、
下のやつは中心に何か入ってますよね。
これが左右の違いで、風呂のドアは片方が固定されていて、
もう片方がスライドします。
下のやつは中心部分にローラーが付いていて、
これがレールを転がります。
上のやつは固定用。
思わぬ事態と言うのは、この部品が逆に付いていたんです。
つまりローラーがある方が固定されていて、
無い方がスライドしていた。
これじゃあスムーズに開く訳ないです。
お客さんに「今まで引っかかる様な開き方してませんでしたか?」
と聞くと「そうだよ、だから力を入れて開け閉めしてたんだ」
と返って来ました。
なるほどね、ドアがスムーズに開かないから、
力を入れて開けようとしたら部品がレールに引っ掛かってしまって、
それでも開けようとしたので外れたんだね。
ようやく外れた原因が理解出来ました。
以前に何処かの業者が何かをしたらしいのですが、
その時に適当に入れたんだな。
部材を本来の位置に入れ直してドアを取り付けます。
取付は簡単なのですが、取り付け方法を知ってないと
苦労します。
付いたら各所をチェック。
見にくい所なのでライトで照らして
ちゃんとついているかどうか?を見ます。
バッチリOK!
お客さんにドアを開け閉めしてもらうと、
今までとは全然違う開き方に満足されていました。
「すごくスムーズに開け閉め出来る♪」
と、言っていましたが、いやいやこれが本来の開き方です。
作業が終わるといい時間でした。
「じゃあ帰ります」と言って挨拶すると、
「あ!ちょっと待って!これ持ってって!」
と言われて、こんな物を頂きました。
手間賃を頂いた上に、こんな物まで頂いて恐縮でした。
仕事をすると、時々今回の様に何かを頂く事が時々あります。
普通は丁重に辞退すべき所かもしれませんが、
僕は恐縮しつつ頂く事にしています。
いろいろな考え方があると思いますが、
お客さんの気持ちを辞退する事は返って失礼だと考えるからです。
これがもし僕だったら、断られる事の方が残念な気持ちになります。
あ!・・・言っておきますが、僕が仕事した時は
「何かくれ!」と言ってる訳ではないですからね。
くれぐれも誤解のない様に。
ちなみに、甘い物は比較的苦手です。
おい!
]]>
「知り合いの相談に乗ってくれんか?」
と、連絡が来ました。
こういうの非常に嬉しいです。
後日、お客さんと一緒に出掛けて来ました。
今回の依頼と言うのは、
この依頼者の方が所有する土地を分筆して
分譲をしたいと言う内容。
まずはその土地を見に行ったのですが、
会社から1時間くらいのちょっと遠い場所で、
しかも割と山奥。
下の写真の小屋みたいなのが建ている所がその場所。
道路から見るとこんな感じ。
逆光になった。
静かな所です。
「こんな山の中の分譲なんて誰も買わないんじゃない?」
そう思った方は多いと思いますが、
写真で見ると辺ぴな所に見えるかもしれませんが、
国道1号線が比較的近くにある所で、
見た目に反して交通の便が良くて、町もすぐ近くなんです。
う〜ん・・・こういう土地はなかなか判断が難しいです。
実際に建築するに当たって許可は下りるのか?
ガスはプロパンとして、電気は・・・あるか、
水道は通っているのか?
1つ1つ調べて家が建つのかどうか?
を調べる必要があります。
・・・この調査が意外と手間が掛かるんです。
一通り現地を見たら一緒に来てくれたお客さんが、
「じゃあ地主の所に案内するわ」
と言って、地主さんの家に行く事に。
この場所から車で5分くらいの所に地主さんの家が
ありますが行って見てビックリ!!
下の写真の日なたになっている所の全てが
地主さんの土地!・・・の一部。
ガードレールの所は県道ですが、
この先に敷地への道があるのですが、
入り口から自宅まで1キロありました。
最初に見た時はゴルフ場か?と思ったよ。
まさか個人宅とはね。
自宅から眼下を見下ろすと、
はるか向こうに今通って来た道が見えます。
「下々の民は元気にしておるか?」
お殿様の気持ちがほんの少し分かった瞬間。
建物もなかなかの大邸宅(ちょっとお見せ出来ませんが)。
そして驚いたのが、敷地内に窯があります。
地主さん、陶芸家なのか?と思って聞いてみると、
「いんや、ただの趣味だよ」との事。
・・・趣味で窯作るか普通?
家の中の8帖くらいの(地主さん曰く)物置には、
作品が並んでいました。
物置が僕の部屋よりはるかに大きい・・・。
「この壺は幸福になる壺だよ、1つ30万!」
と言う怪しい誘いは当然無く、
「気に入ったのがあれば持って行きなさい」
と言われました。
「いや、陶芸の趣味は無いので・・・」
なんて言える雰囲気ではなかったので、
高そう?なやつを頂きました。
・・・この辺りが一般庶民。
(なかなかいい感じだと思います)
この地主さんですが、誰なのか?はお教えできませんが、
その業界では全国で知らない人は居ないくらいの
会社の会長さんです。
僕が「僕の様な者では無くコンサルティング会社に
依頼した方がいいのではないですか?」
と、聞いたら
「そんな奴は信用ならん!」
と返って来ました。
僕を紹介してくれたお客さんとは信頼し合っていて、
そのお客さんが推薦した人としか話をしないそうです。
「君はなかなか透き通った瞳をしておる」
と、言われたので
「それはさっき目薬をしたせいです」
と言うと
「ガーハッハッハ、君はなかなか面白いなー」
と、言われたのですが、多分、誉めてくれたんだろうな。
・・・ちなみに、本当に目薬さしてました。
普段は腐った眼をしてます。
一通り話をして、
テレビでしか見た事無いスケールにたじろぎながら
帰途に就きました。
本当に僕でいいのか?と一抹の不安を持ちましたが、
頼まれた以上は自分が出来る最高の仕事をやるだけです。
・・・気を使いそうだなぁ・・・
帰り道に名水が湧いている所がありました。
山道を走っていると時々見かけますよね。
写真では分かりにくいですが、
かなり透き通った水が湧いていました。
・・・まるで僕の瞳の様でした・・・目薬をさした。
飲んでみたら冷たくて美味しかったです。
もしも仕事を頂けたら汲みに来ようかな。
湧き水を飲んだら体の底から力が湧いてくる様でした。
よし!頑張って美しい仕事をしよう!
まるで僕の瞳の様な。
・・・いや、どう見ても腐ってるだろ。
]]>
昨日22日の午前3時頃に激しい腹痛に襲われて、
その後、吐き気に襲われ3時間くらいトイレを
占領していました。
ちなみに、熱は無く、下痢もしていない状態。
どうでもいい話ですが、昨日もブログをアップしましたが、
出す物出して(嘔吐して)ちょっと落ち着いた時だったので、
気晴らしに(腹痛の)アップしたんです。
1日くらい休めばいいんだけど、
何となく気持ち的な問題。
病院の緊急外来に行こうか?と考えたのですが、
我慢できる範囲だったのと、嫁さんを起こすのが申し訳なかったので、
朝1で地元の医院に連れて行ってもらいました。
ここの先生は僕がPTA会長をしていた時の、
校医さんだったのでよく知っています。
「あれ?生田さん、今日はどうしたの?」
事情を説明すると
「珍しい事もあるもんだ!
こりゃー、鬼のかくらんってやつかな?」
「そんな事はどうでもいいから早く診てよ」
結果は「胃腸炎と疲労の蓄積だね、
どうせ休みなんて取ってないでしょ?」
だそうな。
・・・ま、休んでないのは事実。
「嘔吐がひどそうだから点滴しましょう!」
と言われて点滴したらちょっと楽になりました。
「今日は1日休みを取って安静にしていないとダメだよ」
と、言われて、さすがにお休みを頂く事にしました。
この日はやる事があったのですが、
優秀なスタッフが全てやってくれました。
・・・だったら僕要らんじゃん。
薬を処方してもらったのですが、
なんか量が多いじゃん。
嫁さんは「今はこれくらい当たり前の様に出るよ」
と言っていましたが、何だか年寄りになった気分だ。
・・・あ、年寄りか!
病院に行くなんて滅多にないからよく分からん。
最後に病院に行ったのは2年前くらいだったからな。
薬を飲んで、1日寝て過ごしたら夕方には
かなり楽になりました。
「明日は会社に行けそうだな」
・・・ってか、明日は大事な約束があるから
どうしても出社しないとダメなんだよね。
処方された薬は4日分ですが、いつもなら症状が
納まったら飲むのを止めたのですが、
今回はちゃんと飲み干します。
もう若くないからそろそろ医者の言う事を少しは
聞こうと思う。
所で上の写真は薬を飲んでいる所ですが、
薬を飲む時は本当は白湯で飲むのが良いらしいです。
たまたま目の前にあったお茶で飲んでしまいましたが、
このお茶なら大丈夫と以前に薬剤師さんから言われた
事があって、それ以来は普段でもこのお茶を飲む様に
しています。
なんか宣伝みたいになってしまいますが、
これミネラルが豊富でノンカフェインで、
ビタミンCが入ってないからいいそうです。
「え?ビタミンCって体に良くない?」
と、思われた方が多いと思いますが、
ペットボトルに表記してあるビタミンCは
天然の栄養素ではなく酸化防止剤として添加されたビタミンC
だそうです。
これが薬によっては効力を無くしたり、
効き目が遅くなるそうです。
他にもいろいろあるのですが、
まだ体調が完璧でないので今日は早めに就寝します。
皆さんも体調には気を付けて下さいね。
だったらダラダラ書いてないで早く寝ろよな。
]]>
「何か水漏れしてるみたいなので見に来て欲しい」
そんな内容。
たまたま仕事終えて会社に居たので、
すぐに見に行ってみました。
するとこんな感じになっていました。
まるでその部分だけ水をこぼした様な感じです。
この仕事を長年やってますが、
こんな変な事は事は初めてです。
見てみると、水道の管はこの下にはありません。
あるのは排水管だけですが、その菅も微妙に外れています。
一体なんだ?
それにしてもおかしいです。
これが仮に排水管からの水漏れだとして、
こんな風に地面に水が浮き上がって来るなんて
考えられません。
こんな風に地面に兆候が出るくらいの水漏れなら、
その前に地面が陥没してるはずです。
なんかおかしいぞ。
これ本当に水漏れなのか?
地面の濡れている所を触ってみると・・・・???
あれ?なんだかオレンジ色っぽいドロドロした
液体が指に付きました。
触った感触はネチャネチャした感じです。
臭いをかいでみてこれが何だか確信しました。
これ車のオイルだ!
聞いてみたら旦那さんがここに車を停めているそう。
正体は旦那さんの車からのオイル漏れでした。
なんか変だと思ったよ。
こんな感じの事ってたま〜にあります。
「エアコンのリモコンが壊れた!」
と言われて見に行ったら電池切れだった・・・とか、
「トイレのウオッシュレットが動かなくなった!」
と言われて見に行ったらコンセントが抜けてた・・・とかね。
(掃除の時に抜いてたみたい)
ちょっと注意すれば分かりそうなんだけど、
「壊れた」と思い込んでいるので、
頭が回らないんだよね。
「これは僕じゃあ直せないので、
車屋さんに持って行ってオイル漏れ直して下さい」
と言って会社に帰りました。
家の方は何事も無くてホッとしました。
さて帰ろう!・・・と思った時に
ふとある事が気になりました。
ちょっと前てよ、
まさか自分の車がオイル漏れしてないだろうな?
大丈夫でした。
玄関先で見ていたお客さんに笑われて
ちょっと恥ずかしかった・・・。
]]>お客さんの家の排水桝からの臭いが気になると言う事で、
水質検査をした事を書きましたが、
その検査結果が出て来ました。
以前に井戸の水が飲み水として大丈夫なのか?
と言う事を検査する事はありましたが、
排水の水質検査は初めてやりました。
一体どんな報告書なんだろう?
興味津々で送られて来た封書を開けてみると・・・。
こんな感じで入っていました。
「計量証明書」と書かれています。
てっきり水質検査証明書とか水質検査報告書みたいな
感じで書かれているかと思ったけど違った。
「計量」って書いてあると、何かの重さを計った様な
気になります。
どれどれ、、、試料の種類、採取日時、採取場所・・・
この辺りは見れば分かります。
問題はその次辺りからの項目。
一番上の「水素イオン濃度」辺りは、
何となく聞いた事あるって感じですが、
その下からは何言ってるのか全然分かりません。
「ノルマルヘキサン」って何だ?・・・何語?
ヘキさんのノルマ?
どんなノルマだ?
あ、ノルマルか・・・
これまでに見た事も聞いた事もない言葉が沢山出て来て
なんか新鮮でした。
世の中には僕の知らない事が沢山あるんだな・・・
と言う事を身をもって感じた。
何書いてあるのか?さっぱり分かりません。
完全にお手上げ状態です。
これをどうやってお客さんに説明するんだ?
お客さんに会うまでに調査会社の担当者さんに
詳しく話を聞いて、何とか説明出来る様に頑張ります。
ノルマイクタ
]]>
「キッチンの換気扇を交換して欲しい」
と、頼まれました。
換気扇を使うとキーキーと異音が鳴るとの事だったので
潤滑油をモーターの軸に塗布したら治るんじゃね?
と思ってやってみたのですが、どうやら軸自体が
歪んでいる様でなにをやっても異音は治まりません。
使用年数が耐用年数を超えているので
ま、仕方ないな。
普通ならメーカーにお願いして交換してもらう所なのですが、
実はこのメーカーは既にありません。
仕方ないな、自分で交換するか。
換気扇のメーカーに問い合わせて同等品を取り寄せて
作業開始!
換気扇の交換はやった事はないけど、
これまでに取り付け作業をしている所は
何十回・・・何百回か・・・と見ているので、
構造や取り付け方法は頭に入ってます。
要は取り付けの逆をやって外して、
外したら新しい物を付ければいいんだよ。
まずはカバーを外します。
カバーを外して換気扇本体を外した所が
こんな感じ。
古い換気扇は処分するので、
どれだけ傷つけたって問題なので、
外す時は気が楽です。
所で、換気扇って電気機器です。
「お前資格持ってるのか?」と言うと
実は持ってません。
じゃあ違法行為をしてるのか?と言うとそうではなく、
この換気扇はコンセント式なんです。
コンセントに差し込めば動くので資格は必要ありません。
換気扇本体をはずした所。
下地のボードがモロに見えています。
換気扇を付けると見えなくなるので
これが通常の施工です。
まず新しい換気扇を取り付けます。
この換気扇ですが、プロペラ式でプロペラが鉄製なので丈夫です。
外して掃除する時も楽ちん。
換気扇のカバーを付けようとしたら・・・
あれ?穴位置が合わない!
同等品とは言え、細かい所は少しは変わります。
どうするのか?と言うと、穴位置を現場加工で
開け直します。
手伝いに来てくれていた監督の松田君が
サンダーと言う道具を使って穴あけ。
現場は絵にかいた様には行かない事が多いです。
そんな時は臨機応変に対応します。
こういう時に「場数」が物を言います。
なんでも経験する事って大事です。
松田君が開けた穴のバリを取ったり、
細かい所を成型して見た目も美しく仕上げます。
「そこって隠れる所じゃない?
そんな所までやるんですか?」
と、お客さんに聞かれましたが、
確かに細かい仕上げをやっても見た目には何も分かりません。
仕上げをやらなくても取り付けも全く問題無く出来ます。
でもね、僕は見えなくても仕上げをします。
こういう見えない所までちゃんと仕上げる事で、
仕上げる事の癖が付きます。
常に美しい仕上がりを目指すなら、
どんな所でも(例外はありますが)仕上げる事が
今後につながる・・・と、思う、多分。
穴を開け直したら取り付け!
今度はバッチリ納まりました。
ちょっと感動する一瞬。
松田君がコーキングして隙間を埋めます。
小さな隙間に油やホコリが入ってしまうと
掃除しにくいので隙間レスにします。
松田君はコーキングがプロ並みなので
これだけは僕は極力手を出さない様にしています。
・・・ちょっと練習しとこうかな?
最後に表面のカバーを取り付けます。
コーキングをした直後なので、少しでもカバーが
コーキングした所に触れない様に慎重に作業します。
今回の作業で一番気を使った所。
完成!
なんか僕1人でやった様な顔して写っていますが、
監督の松田君や営業事務の野木森さんの力を
借りて3人での作業でした。
・・・野木森さんは写真に写っていませんが、
掃除をしたり、道具を渡したり、写真を撮ったり、
片付けをしたり、足りない材料を調達に行ったり・・と、
実は一番働いていたかもしれん。
今回は無事に取り付きましたが、
この仕事は本来はメーカーにやってもらう仕事です。
でも、そのメーカーが今はないので自分でやった訳ですが、
もしも自分では出来ない作業だったらどうする?
実はこういう事ってたま〜にあります。
そうなった時に困らない様に、
普段から職人さんの作業を「見る」、「聞く」、「言う(話す)」
をして不測の事態?に備えます。
うん?これって「見ざる、聞かざる、言わざる」の逆じゃん。
古くから伝わる戒めに逆らっているから
いつも戒められているのか。
今日から「見ない」、「聞かない」、「言わない」
事にしよう。
いや、それやったら仕事にならんじゃん。
今日も戒められつつ見たり聞いたり言ったりします。
板挟み人生だな。
]]>長くなってすみません。
昨日、上棟をしました。
上棟と言うのは家の基礎が完成して、
その後に構造材(柱や梁)を組んでいく事。
今年初めての上棟です。
柱や梁などは大工さんが1つ1つ手作業で組み立てて行きます。
皆さんは柱1本の重さって何キロくらいあると思いますか?
木の材質で大きく違いますが、今回使っている柱は
だいたい1本が20キロ前後です。
長い柱を持って足場の悪い現場を歩くのは意外と大変。
よく「どうして沢山の材料を間違えずに入れられるの?」
と聞かれますが、材料には番号が振ってあって、
基準となる点が分かっていれば番号を見れば分かるんです。
でも時々は分かりにくい箇所があったりします。
そんな時の為に、図面も用意されています。
プレカット図、とか納まり図(おさまりず)なんて呼ばれています。
古い大工さんだと番付表(ばんづけひょう)なんて言う方も見えます。
間違っていないか?をチェックしたりする時にも
このプレカット図が役に立ちます。
午前中で骨組みがほぼ完成しました。
ここまで来ると建物の形がだいたい分かります。
お昼ご飯は現場で食べます。
上棟の時は間違えがあってはならないし、
危険もあるので、緊張して作業していますが、
そんな中で唯一ホッコリできる時。
昨日は寒い1日でしたが、風が強かったっですよね。
現場の近くのノボリもバタバタ言ってました。
午後からは高所作業になるので緊張します。
午後1番の作業は垂木(たるき)と呼ばれる
屋根の下地材の施工です。
下の写真で横に長く伸びている材料が見えますよね。
これを母屋(もや)と呼びますが、
この母屋に対して交差する様に入れます。
これが垂木。
約5?角の棒。
何やら番号が振ってありますよね。
これも図面があって、そこに番号が記載されています。
結構細かい。
これを見ながら大工さんに指示を出します。
頭品分が切れた。
垂木を大工さんに手渡すと手際よく垂木を
打ってくれます。
これリズムに乗って来ると、
「ハイ!」
「ハイ受けたパシュン!(垂木を打つ音)」
と調子に乗って来ます。
そんな中でうっかり垂木を落としてしまいました。
「あ、ゴメン」
と言いつつ取りに行って見ると・・・
割れちゃった・・・。
割れた所は木の節がある部分。
ここ割れ易いんだよね。
こんな時どうするか?
予備の材料が用意してあるので、
その場で造作して同じ物を作ります。
久しぶりにやらかしました。
無事に作業が終了しました。
こうして材料が規則正しく組み上げられた所って、
すごく美しいと思います。
ついつい見惚れてしまいます。
構造フェチか?
最後に野地(のじ)と呼ばれるベニヤの板を打ったら
屋根の作業は終了です。
ここからは屋根屋さんに引き継ぎます。
建築はいろいろな職人さんが連携して
1つの物を作って行きます。
お互いの協力が非常に大事。
これは人間関係でも同じですね。
今日予定していた作業が終了しました。
皆の協力のおかげです。
朝は何も無かった所に夕方には建物が建っています。
朝通勤で通った人が帰る時には朝とは違う光景を見て
驚かれる事が多いです。
作業が終わると早速屋根屋さんが登場して、
防水のシートを張って行きます。
天気予報では雨の心配はないけど、
材料を雨に濡らしたり、夜露に晒したくないので
その日のうちにシートを張るんです。
昨日は寒かったし風が強かったので屋根の上での作業は
怖かったです。
ベニヤの板を持っている所に突風が来たら
簡単に飛ばされてしまうので、細心の注意をしつつ
かなり踏ん張って作業してます。
作業を終えて会社に帰ると、
緊張が解けて脱力状態。
明日は筋肉痛で出勤か・・・。
いや、もうお年なので筋肉痛が出るのは明後日くらいか?
いやいやまだまだ若いから
明日は満身創痍で出勤だな。
「若い」を強調するのは年寄りの証拠だよ!
気持ちだけは若い・・・つもり。
]]>
送り主はNTTドコモ。
僕のスマホはNTTドコモを使っていて、
そこからのメールだったのですが、
その内容と言うのが、
「あなたのお持ちのドコモカードが不正に利用されたかも?」
みたいな内容でした。
電話を申し込んだ時にドコモカードと言うのを
作ったのですが(クレジットカード)、これはカードを作ると
いろいろと特典があったので作ったのですが、
作っただけで1度も使った事は無く、
ずーーーっと、最初に送られて来た封筒に
入れっぱなしでした。
こんな封筒。
ずーっとカードを入れてあったまんま。
「全く使った事無いから何かの間違いだよ」
と、タカをくくっていたのですが、
「一度ご連絡ください」との事だったので、
連絡してみようと思ったのですが、
「いや、待てよ」
もしかして来た封書がそもそも詐欺まがいの手紙かも?
そこでNTTの本社に問い合わせてみると
本物の手紙でした。
いろいろと面倒だよな。
調べてもらったら「不正利用されてますね」との返答。
バカな!
封筒から出した事すらないんだよ!
と思って聞いてみると、そういう方が他にもお見えになるそうです。
一体どうやって僕のカード番号を知ったんだ?
それにもまして、どうやって暗証番号を知ったんだ?
それと僕のフルネームも。
不思議に思って聞いてみると、
カード番号と言うのはどの会社でも4桁の数字が
4つのブロックに分かれていて全部で16桁の数字の羅列です。
この数字のブロックがカード会社によって使われる数字に
ある程度の法則があるそうです。
(何珀億通りもあるそうです)
そして暗証番号は4桁の数字です。
この合わせて20桁の数字を無作為に並べて
カードを通して偶然にも一致したのが僕の番号だったそうです。
名前は詳しくは言わなかったけど、
多分ですが流出したんだろうな。
ちょっと前にニュースでNTTの顧客情報が流出!
なんてやってたからな。
なるほどね、だったら一度も使ってなくても
不正利用できるよね。
でもそんな事があるのか?
そもそもそんな気の遠くなる作業を誰がやるんだ?
と思ったら、そういうソフトがあるらしい・・・。
幸いな事に不正利用されていたけどまだ被害には遭っていなかったので、
今のカードは無効にして新しくカードを送って来てくれました。
今度のカードも封筒に入れたままにしそう・・・。
古いカードはハサミで切断。
ICチップの所から一刀両断唐竹割!
・・・古いな。
取り合えず一安心しましたが、
こんな手口でやられたら防ぎようが無いですよね。
いっその事カードを中止しようか?
最近はカードを使った犯罪が増えているそうなので、
皆さんも気を付けて下さいね!
・・・と、言いたい所ですが、
気を付けようがないよね。
一体何を信じたらいいのか?
どう予防したらいいのか?
なんだか何も信じられなくなりそう。
でも皆さん、1つだけ良い方法があります。
この方法を使えば情報が流出しても絶対に悪用されない方法です。
それはズバリ現金主義!
カードなんて1枚も持たずにいつもニコニコ現金払い。
これなら安心です。
え?現金を持って歩くのが怖い?
大丈夫!常日頃は少しの現金を持ち歩いて、
大金は僕が預かります。
ね!安心でしょ。
こういうのを、
キツネに鶏小屋の番をさせる・・・と言う。
]]>
新年を迎えまだバタバタしている最中での誕生日。
なんか気づいたら終わってた・・・なんて感じで
ちょっと寂しいタイミングなんだよね。
共栄建設では誕生日の人に皆でお祝いをしていますが、
それは社長の僕も例外ではありません。
朝のミーティングの時に何やらこんな物が
用意されていました。
知らん間にこんな物を用意してたなんて・・・。
最近、共栄建設工作部(主に女子メンバー)は
手の込んだ演出をしてくれます。
「じゃあ社長!記念撮影を!」
(よく観光地にあるやつみたい)
ハッキリ言って恥ずかしい。
でも、わざわざ祝ってくれるので
元気一杯の笑顔で答えました。
僕の誕生日プレゼントは決まっていて
ホールケーキです🍰
所で僕の誕生日は1月13日ですが、
実は子供の誕生日は12日なんです。
1日違い。
・・・で、嫁さんの誕生日が19日。
年明け早々のしかも1週間のうちに家族全員の誕生日が
終ってしまう・・・と言う、面白くもなんともない一家。
子供の誕生日ケーキの次の日に僕の誕生日ケーキは
さすがに辛いので、子供の誕生日はアイスケーキに
しています。
で、次の日が僕のケーキ・・・なのですが、
最近それも結構辛い。
そこで、12日は子供の誕生日をアイスケーキで祝って、
僕の誕生日は取り合えずスルーして、19日の
嫁さんの誕生日の時に合同でケーキを用意する事に
なりました。
・・・なんか寂しい気もしますが、
2日連続でケーキはね流石にね(いくらアイスケーキとは言え)。
世間では「おじさん」と呼ばれる年齢ですが、
僕自身は、確かにおじさんと言う事は認識していますが、
気持ちとしてはもう少し若い気分でいます。
今年も何か新しい事にチャレンジはしたいと思っているし、
バイクに乗ったり登山やキャンプをするのは
まだまだ若いつもりで行きます。
「おい、そこの若いの!どうだ?俺のバイクと
勝負してみないか?」
「おい、そこの若いの」と言ってる地点で
十分おじさんじゃん!
]]>
呼ばれた・・・なんて書きましたが、
その時の依頼の下調査に出掛けて来ました。
今回の仕事で必要な業者さんは、
解体屋さん、土木屋さん、土地家屋調査士さんの3業者。
全員で一緒に出掛けられると1回で終わるので、
調整を取ったのですが、3業者となると
そう簡単に都合が付かず、結局2日に渡って
行く事になりました。
・・・しかも最初に行った日と次の日に出掛ける事になりました。
二日続きって・・・
初日に出掛けたのは解体業者さん。
大晦日のブログにも書きましたが、
下の写真の黄色いラインが本来の道なんです。
何故か?道の上に建物が建っているので、
赤い線でか囲ってある建物を解体して、
その後に境界杭を打って(土地家屋調査士)、
最後に道を作ります(土木屋さん)。
解体する建物はとっくの昔に空き家になっていて、
そのまま放置されていたので荒れ放題です。
建物の中はこんな状態。
お化け屋敷みたいだ。
こんな容器が放置してありました。
これ一体何だろう?
現在は本来の物とは別の物体になっていると考えられます。
片づけるの嫌だな。
家の裏には不法投棄されたブラウン管型テレビ。
放置された家でよく見る光景。
片づける方の見になって欲しいよ。
建物の中は床が腐っていて、うっかり乗ると床が抜けて
大惨事になります。
歩く時はゆっくりと1歩を出して床の状態を
探りながら進みます。
ミシミシ!なんて言うと結構な恐怖。
お化け屋敷の方がまだいい。
百戦錬磨の解体屋さんは現場を一通り見ると、
解体作業の方針を即答してくれました。
流石だねえ。
僕ならただ戸惑うばかりだ。
そして次の日、土木屋さんと土地家屋調査士さんが下見。
調査士さんは事前に役所や法務局に出掛けて
必要な資料や、関係する部署で
下調べの下調べをして来てくれました。
共栄建設でお世話になっている業者さんって
非常に優秀な方が多いです。
僕の話を聞いて、仕事の内容を理解して全体の輪郭を俯瞰して
必要な手配をサッサとやってくれます。
爪の垢、貰っといた方がいいかな。
調査士さんと土木屋さんで境界杭の確認。
境界杭は埋まってしまっている事が多いので、
当たりを付けてスコップで掘って杭を見つけます。
杭が見つかればいいのですが、
ひどい時なんか「邪魔だから」と言って
抜かれたりする事もあります。
そうなると結構大変。
今回も何カ所かの杭が見つかりませんでした。
この場所は共栄建設から車で1時間くらいの所ですが、
かなり田舎で山も近いです。
皆で杭を探していたら、草むらがガサガサします。
近所はノラ猫が多いので「またネコかな?」
と思っていたら、こんなのが出て来ました。
狸!
危険な動物ではありませんが驚きました。
・・・ってか、こんな人の近くに出て来るんだ。
もしかして地域狸?
そんなの聞いた事無いですが、田舎だとあるのか?
まさかね。
(そこで何やってんだよ!)
いろいろ調べた結果、この案件は非常に難しい事が分かりました。
単純に家を壊して道を作ればいい・・・そんな簡単な話では
ありませんでした。
どう言う事なのか?非常に専門的な話になるので
割愛させて頂きますが、不可能に近いです。
お客さんが
「以前に地元の不動産屋さんに相談したけど、
途中で来なくなった」
なんて言ってましたが、その理由が分かりました。
じゃあ止めるのか?と言うと止めない!
少しでも可能性があればやれるだけやります。
・・・だって面白いんだもん。
誰もがやらなかった・・・いや、やれなかった事を
もしも出来たら、お客さんも助かるし、
僕も良い経験値が出来ます。
ミッションインポッシブルに挑戦!
・・って事は差し当たって僕は
イーサン・ハント(トム・クルーズ)って事?
うお〜、断然やる気が出て来た!
いっちょ不可能を可能に変えてやるぜ!
「共栄建設ミッションインポッシブル」 この春上映!カミングスーン!
ないない
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お世話になっている宮司さんに御祈祷をしてもらった事を
書きましたが、毎年この御祈祷を受ける前に
必ずやっておかなければいけない事があります。
それは伊勢神宮と地元の知立神社と豊川稲荷と吉川稲荷でお札を頂いて
神棚にお祀りする事です。
共栄建設の神棚には、伊勢神宮、知立神社、吉川稲荷(宮司さんの所の神社)、
豊川稲荷がお祀りされています。
豊川稲荷は元日に出掛けて、
吉川稲荷は宮司さんがお札を持参してくれます。
知立神社は近いのでいつだって行けます。
一番大変なのが伊勢神宮。
元日に地元の神社に行けば伊勢神宮のお札って
置いてありますが、やっぱり自分で参らないと
価値がないと思うので、僕は毎年出掛けています。
1月は高速道路の伊勢西インターは日にちによって
午前9時くらいから午後3時くらいまで閉鎖するので、
僕は毎年伊勢神宮の開門(午前5時)と同時に行く様にしています。
朝3時に家を出て、まずは下宮に向かいます。
着いたのが4時45分くらい。
この日は1月7日でしたが、1月7日の朝5時の伊勢神宮(下宮)は
こんな感じです。
木で出来た柵で通行止めしてあります。
開門と同時に御正宮に向かいます。
この時間に訪れる人はこんなもん。
ざっと数えた所100人くらいかな。
伊勢神宮にしては少ない人数ですが、
朝5時と考えると結構な人ですね。
下宮の参拝が終わると内宮に移動します。
内宮に着いたのが6時ちょっと前。
まだまだ暗いです。
人もまばら。
本宮もこんな感じです。
これが午前10時とかだと人で溢れかえっていますが、
早い時間だとスイスイ歩けます。
参拝を終えるとお札授与所に行って、
念願のお札を賜ります。
下の写真の右上に少し空が写っていますが、
この辺りで東の空が明けて来ます。
今年も無事にお札を手に入れる事が出来ました。
良かったー
伊勢神宮の参拝が終わったら、おかげ横丁で観光したい所だけど、
こんな時間に開いているお店なんてありません。
・・・赤福本店は開いてたな。
モタモタしてると高速道路のインターも閉鎖されるので、
帰途に就きますが、この時間に伊勢神宮の参道で
唯一開いているお店があるんです。
毎年そこで伊勢うどんを食べるのがルーティーンになっていて、
今年もシッカリ食べて来ました。
「毎年ありがとうございます」
と、お店の大将に言われてすっかり顔覚えられてました。
「こちらこそ、毎年ごちそうさまです」
と挨拶してお店を後にします。
帰って来るとだいたい10時前くらいです。
帰りは高速のサービスエリアで少し遊んで来ます。
会社の神棚にお祀りしたら仕事始めの御祈祷の準備完了です。
今年も神様が全員来てくれました。
(ちょっと賑やかな共栄建設の神棚)
神棚にお祀りする神様は位置が決まっていて、
真ん中が天照大神(伊勢神宮)、向かって右が地元の神様(知立神社)、
左が信仰する神様(吉川稲荷)、そして更に左が豊川稲荷です。
豊川稲荷はお札自体が桐の箱に入っていて、
この桐の箱がお社の代わりをしているので、
単独でお祀りします。
神様が全員揃った所で御祈祷(一昨日)です。
御祈祷を受けると「よし!今年も仕事始めるか!」
と言う気持ちになります。
「そんな事して良い事あるの?」
と、たまに聞かれる事がありますが、
お参りをしたり御祈祷を受けると良い事があるなら皆やります。
ハッキリ言いますが、良い事なんて別に無いです。
ただ、折り目切り目を付ける習慣を身に付ける事によって、
その習慣が仕事や人間関係に影響する事はあるかも?しれません。
・・・折り目切り目・・・
お前が言うか?
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その内容と言うのが、このお客さんはアパートを
借りて住んでいるのですが、そのアパートを
引き払う事になって、その引き払いの際の立ち合いに
参加して欲しいというもの。
アパートの大家さんがちょっと問題のある人で、
自分達(お客さん)だけだと不安なので僕が同席して、
的確なアドバイスをして欲しいそうです。
通常は断る依頼なのですが、そのお客さんには
非常にお世話になってるのと、
問題のある大家さんと言うのが常識を逸脱してるらしいので
好奇心で受ける事にしました。
そのアパートは管理会社が入っている訳ではなく、
大家さんが自分で管理しています。
・・・最近のアパートにしては珍しいです。
僕のこれまでの経験則で言うと、
大家さんが自分でアパートを管理している場合は、
立ち合いの時に問題になるケースがあります。
どんな問題なのか?と言うと、
?大家さんが難癖付けてリフォーム費用を取ろうとする。
?大家さんが非常にケチで業者が介入すると、
費用が掛かるので自分でやろうとするのだが、
知識が無いの無理な事を言って借りている人とトラブルになる。
?いまだ封建社会制度の様な気持ちでいて、
「俺は大家だ!」と上から目線でまくし立てる。
だいたいこんな所。
モチロン、良心的な大家さんも沢山見えます。
むしろ良心的な大家さんの方が多いと思います。
立ち会いに先駆けて、「国土交通省のアパート退去時
現状回復ガイドライン」をおさらいして理論武装します。
アパートはこんな感じ。
今時のごく普通の建物。
大家さんが来ると、いきなり脚立と高輝度のLEDライトを
持ち出して部屋の隅々をライトで照らし出します。
「一体何を見てるんだ?」
この地点では僕には何をチェックしてるのか?
全然分かりませんでした。
しばらくすると
「ほら見ろ!天井の隅をワザと汚してるじゃないか!」
と言って、壁と天井の境目を指摘します。
ワザとってなんだ?
見てみるとそれは「汚れ」ではなく、
ただ単にホコリが付いていただけでした。
僕がホコリを取って「これ汚れではなくホコリでしたよ」
と言って大家さんに見せると
「なんでこんな所にホコリが付くんだ!」
とまくし立てます。
住んでいればホコリの1つや2つくらい付きますよ」
と、言うと
「ちゃんと住んでいればそんな事は無い!!!」
と、言い切ります。
常識を逸脱してる・・・なるほどね。
(天井付近に丸く光っているのがライトで照らした所)
各部屋を回って、大きな事件が起こったのが
洗面所とトイレ。
相変わらずライトで照らしながら
「洗面の排水も変な物ばかりワザとながすんだ・・・」
「中にはホースをワザと傷付けて行く奴もいるんだ・・・」
と、必ず「ワザと」を連発します。
この辺りでお客さんが切れ始めます。
当然だよな。
そして大問題が起ったのがトイレ。
写真は撮れませんでしたが、トイレのタンクの蓋を外して、
タンクの中をライトで照らしながら
「ほら見ろ!部品をワザと壊しとる」
と、難癖付けます。
どう見ても壊れていません。
・・・と言うか、タンクを開けてワザワザ中の部品を
壊す人なんて、普通はいるわけないじゃん。
そもそも、アパートの立ち合いでトイレのタンクの蓋開けたの初めて。
僕が「これは通常の状態ですよ」
と言うと、
「お前はプロなのか?」
と聞いて来たので、
「プロです」
と、答えると
「お前は噓つきだ!!人を騙そうとしている!」
と返って来ました。
他にもいろいろ失礼な態度を取られましたが、
思い出すと腹が立つので割愛。
穏やかに話をしていた僕ですが、
この辺りから大家さんの余りにも失礼な態度に
殺意が込み上げて来て、
そこにあったバットで思いっきり頭部を打撃!
・・・したつもりで、心を落ち着かせました。
・・・ビックリした?
(ここでもライトが大活躍!
・・・もちろん嫌味です)
この時、僕はある事に気づきました。
「この大家さん・・・認知症だ(多分)・・・」
これは、からかって言っている訳ではなく、
僕は「認知症サポーター」の講習を受けていて、
その資格?を持っています。
大家さんの表情、行動、言語・・・全てが一致します。
なるほど、被害妄想はその為か。
理由が分かるといろいろ納得しましたが、
でもね・・・やっぱり腹が立ちます。
よくニュースで介護士さんが入所者に暴力を振るったり、
最悪は殺人を犯したりしていますが、
不謹慎な事を承知で言いますが、その方達の気持ちが
ほんの少し分かった気がします。
介護士って絶対僕には出来ない職業だと心から思った。
アパートの立ち合いって普通はせいぜい30分くらいで
終りますが、この時は2時間とか掛かりました。
あんな調子だからね。
終わった後は何だかやるせない気持ちでした。
大家さんの家族はこの事を知っているのだろうか?
こんな状態の大家さんがアパートの管理をするなんて
無理があります。
今回は何とか終わらせましたが、借りている人によっては
本当に事件になってしまう恐れもあります。
ただ、今回はいろいろと勉強になりました。
もしも、今後、今回の様な事が起こった時に
どう対応すべきか?の対策を考えるきっかけになりました。
高齢化社会の今、こうした事態が増えて来る可能性は
大いにあり得るよね。
あ・・・もしかして僕も既になってるのか?
表情、言語、行動・・・全部一致するかも?
対策を考える僕の対策を考えてもらう事が必要か?
誰が?
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今年は元日に石川県で大きな地震があり、
次の日は羽田空港で大きな飛行機事故が起こるという
異常な年明けとなりました。
なにか不吉な幕開けですよね。
いろいろと不安がありますが、悩んでいても
何も始まらないので、今やれる事をやるだけです。
共栄建設は毎年仕事始めの日は、お世話になっている
宮司さんに来て頂いて、商売繁盛と社中安全のご祈祷(ごきとう)を
してもらいます。
この行事は共栄建設が誕生して以来、一度も欠かさずに
行っています。
宮司さんが到着したら皆で準備を整えます。
祭壇はこんな感じです。
お供え物は決まっていて、酒、米(洗米)、塩、
海の幸、山の幸、野の幸を揃えます。
ちなみに、塩は合成塩はダメです。
天然の塩を用意します。
宮司さん曰く「ミネラル分を多く含んだ塩は
活力が増して神様も喜ぶそうです」
準備が整ったらお祓いが始まります。
「掛けまくも畏き伊邪那岐の大神・・・」
(かけまくもかしこきいざなぎのおおかみ・・)
なんて言ってるのか?よく分かりませんが
祝詞奏上します。
途中で会社の周囲をお酒と塩を巻いて
お清めします。
僕はいつもお酒係りで監督の加藤さんが塩をまきます。
お清めをしたら、建物の中に入って、
皆の机を1つ1つ回ってご祈祷(ごきとう)をしてくれます。
良い事あります様に。
気持ちの問題かも?しれませんが、
ご祈祷が終わった後にイスに座ると
ほんわかと温かい感じがします。
神様が座って温めてくれていた?
豊臣秀吉みたいだ。
・・・と言う事は僕はさしづめ織田信長?
こんな事言うと罰が当たるか。
最後に玉串の奉納(たまぐしのほうのう)をします。
これは会社の皆、1人1人で行います。
玉串を祭壇にお供えして2礼2拍手1礼をします。
ご祈祷が終わると宮司さんとしばしお話します。
この写真・・・去年もほとんど同じアングルで写したな。
これが去年。
う〜ん・・・若いな。
いやいや、ほぼ同じだって。
毎年初日に今年の目標を決めますが、
今年の目標は「仕事は楽しく」です。
実はこれは今年に限った事では無く、
常日頃から言っている事なのですが、
いい時でも悪い時でも仕事を楽しむ事は
大事な事だと思います。
嫌々やっても楽しくやっても同じ仕事なら
楽しくやった方がいいに決まってるじゃん!
年初めから嫌な事件が続いていますが、
僕が楽しくやる事で、それが何らかの連鎖反応を起こして、
被災した方、亡くなった方の遺族、自分の周りの人の気持ちを
少しでも軽くする事が出来れば・・・と、思います。
・・・無理かなあ?
僕はいつでも楽しくやっているので、
今年も同じように頑張ります。
それはただの能天気。
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2024年・・令和6年が始まりましたね。
タイトルに「初仕事」なんて書きましたが、
別に何か緊急の仕事が入った訳ではなく、
今年も毎月恒例の豊川稲荷への御祈祷に出掛けて来たんです。
毎月ついたちに出掛けていますが、
1月も例外なくついたちに出掛けます。
1月は元日と言う事もあって、普段とは全然知う様相の豊川稲荷です。
境内には沢山の露店が出ていて、人も多いです。
2月以降なんて誰も居ないもんね。
・・・散歩の地元の人くらい。
豊川稲荷駅からの参道も人だかり。
普段は閉まっているお店も開店してます。
元日ならではの光景。
元日の御祈祷は普段より人が多い事は分かっているので、
受け付けが始まる5時よりも30分くらい早く行ったのですが、
既に結構人が居た。
皆、何時から並んでるんだ?
僕は30番目くらいでした。
人が多いので、待合室も大部屋です。
僕は年に1回しか入らない部屋。
家族連れで来ている方が多かったです。
僕はいつものスタイル。
僕が見た所ではスーツで来ていたのは僕以外は
1人の方がスーツでした。
人の事は関知しませんが、
神前(豊川稲荷はお寺だから仏前か)で御祈祷を
受けるのであれば正装ではなかろうか?と思っているので、
僕は御祈祷は何処であれ正装です。
今回はスーツのせいで豊川稲荷の関係者と間違われて
「すみません、御祈祷の受け付けは何処でしょうか?」
と声掛けられました。
「僕も御祈祷受けるのでご一緒しましょう」
と、言ったら面食らってました。
よく「元日の豊川稲荷ってメチャ混みじゃない?」
なんて聞かれますが、元日でも朝5時は人はまばらです。
ちょっと見にくいですが、本殿付近はガラガラ。
豊川稲荷に初詣に出掛ける方は
朝5時くらいに行けばスイスイ歩けます。
・・・早すぎるか。
御祈祷を受けたら点心(精進料理)が出ます。
※点心は御祈祷料を4千円以上納めた方のみ。
令和6年元日の点心はこんな感じ。
別に文句ではありませんが、普段よりやや質素な感じ。
ま、人が多いからね。
お正月らしく「なます」。
個人的にはこれ好きです。
黒豆もありました。
同じお椀に乗っているやつはいまだに何だったのか?
分かりません。
加工がしてあって食べた感じはコロッケみたい。
板長さんの腕の良さが垣間見えました。
普段は数えるくらいしかない席も、
今日はすごい人でした。
普段は常連さんは無言で食べていますが、
今日はガヤガヤしてました。
年に1回の風物詩?
帰る頃には駐車場に並ぶ車の列で渋滞が始まっていました。
早く行ったおかげですね。
これを「早起きは三文の得」と言う・・・のか?
御祈祷が終わったら帰途に就きますが、
元日だけは素直に帰らず、地元の神社に初詣に行きます。
今日の日の出は6時59分でしたが、
途中で日の出に出会えました。
そういえば元日って雨が降った記憶がないなあ。
気になって調べたら1991年の元日は1日中雨だったみたいです。
33年前か・・・全然覚えてない。
元日は晴れ率が高いんだね。
地元の神社もガラガラ。
参拝の人よりも神社係の人の方が多かった。
日が変わる頃は人でごった返しているんだけど、
この時間は狙い目だな。
スーツで来ていたのは僕1人。
「もしかしてこれからお仕事ですか?」
と、神社係の方に挨拶がてら聞かれましたが。
スーツを着ている理由を説明するのが大変なので、
「一仕事終えて家に帰るついでに寄りました。
企業戦士に休みなんて無いです」
と、答えたら「すげー感心されてしまった・・・」
ちょっと心が痛むが、まんざら嘘は言ってない。
日が変わる頃から携帯のラインがピンポンピンポンと
鳴り響いて、その度にビクッとしたけど、
全部新年の挨拶だった。
最近は年賀状の代わりにラインで挨拶する傾向みたいだけど、
僕にとっては心臓に良くないです。
今の所は緊急のお呼び出しは無いけど、
3日まではノンビリ過ごす予定なので
何かあったら伺えます。
でも、緊急以外はダメだからね。
4日から7日までは仕事の準備やら打合せやらで
仕事してますので行けない可能性が高いです。
三が日はなるべく僕を探さないでください。
・・・あ、いや、電話しないで下さい。
ラインも。
酒飲んでヘベレケになってたらゴメンね。
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今年最後の日を皆さん如何お過ごしですか?
大掃除?家でマッタリ?旅行?帰省?それとも仕事?
いずれにしても今年最後の1日を大事に過ごして下さい。
今日と言う日は今日しかないからね。
昨日のブログで結局今日も仕事となった僕ですが、
さすがに大晦日は早く家に帰ってゆっくり過ごしたいので、
今日の打合せはお客さんに早い時間に取ってもらいました。
・・・お客さんからも「早めにしましょう!」と言われたんだけどね。
現場は会社から車で1時間くらいの所。
ハッキリ言って田舎です。
昨日、雨が降ったせいで路面は濡れていて、
途中の山々は霧が掛って幻想的でした。
着いた早々から打ち合わせ。
どんな内容なのか?話を聞くとかなりの難題。
今年最後の締めくくりにふさわしい?お話でした。
話の内容は?と言うと、
いろいろ複雑な内容なので焦点だけ言うと、
下のオレンジ色の線が実は道なんです。
・・・何故か?道の上に建物が建ってる。
これが問題で、この建物の所有者はこの土地を売買して、
現在は別の人が所有していますが、土地を買う時の条件に
「建物は解体する」と言う話でした。
所が、前の地主さんは、
建物をそのままにしてどっかに行っちゃった・・・。
ちなみに、建物のすぐ横に道がありますが、
これは他人の敷地で今はその地主さんが好意で使わせてくれています。
なんて優しい方なんだ!
建物の中は荒れ放題!!
近所のネコの集会所になっています。
・・・で、これを何とかしたい!との相談なのですが、
建物の解体だけではなく、解体後は道もちゃんと作って欲しいとの事。
建物の解体は既に許可が下りています。
問題は「道」。
ここは私道なので役所の許可は要りませんが、
どこからどこまでが道なのか?が分かりません。
建物を解体して、測量して道と敷地の境界を出して、
念の為に役所の許可関係を確認して、道路を作る・・・。
言葉で言うのは簡単ですが、これかなり手間が掛かる話なんです。
そもそも誰が費用を出すのか?
所有者全員の了解が得られるか?
この道は6人の名義になっているので、
普通なら6人で折板と言う事になるのですが、
こう言うのって、僕の経験ではたいがいモメます。
「そこはこちらで解決するから大丈夫!」
と、お客さんは言ってくれましたが、解決できるのか?
は、未知の領域です。
まずは年明けから調査だな。
新年早々から慌しそうだなぁ・・・。
どうも僕は休めない運命にある感じです。
ま、暇よりいいか。
今年も会社の日めくりカレンダーを最後まで使う事が出来ました。
多くの所が大掃除の時に新年の物と交換すると思うので、
これを最後まで使うのは比較的少数派だと思います。
さて、仕事も終わったし、これからはのんびり年越しを迎えるか!
取り合えず銭湯にでも行って、今年の垢を落としに行ってみよう!
・・・昨日も行ったな・・・。
皆さん、良いお年を!!
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